定期的な健診の勧め?病気の早期発見・予防を目指して?
健診事業部 副主任 佐藤 陽子
皆さん、今年も健康診断を受けましたか？これから受ける予定はありますか？世界的にコロナウイルスが流行中の現在、毎年受けている健診の受診を控えているというお話を耳にします。しかし、このような状況だからこそ、自分の身体の状態を知っておくことが必要なのではないでしょうか。
日々の暮らしの中では見つかりにくい病気を早期に発見するには、定期的に健診を受けることが重要です。自覚症状がなくても、重大な病気が潜んでいる可能性もあります。また、生活習慣の変化に伴い、生活習慣病（食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称）にかかる人が増えています。
当院の健診センターでは、心配な病気や目的に合わせた各種健診を多数用意しております。法令により実施が義務付けられている法定健診やメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査等の他に、受診者の意思で受ける「任意」の健診もあります。
任意の健診では「生活習慣病予防健診」、検査項目が多く健診だけではわからない病気を発見することができる「日帰りドックコース」、消化器系の病気が心配な方には日帰りドックに大腸内視鏡検査を加えた「2日ドックコース」、がんが特に心配な方にはPET検査も組み合わせた2日間の「ドックPETコース」、脳卒中・心疾患・がん等を3日間かけてチェックする「総合コース」、女性特有のがんが心配な方には「レディースコース」等があります。また、脳卒中が心配な方は「脳検診」をオプションで付加したり、単独で受けることもできます。
自分に適した内容の健診をお受け頂く為に、まずは健診センターへお気軽にお問い合わせください。健診は病気の早期発見と健康への意識を高める良い機会になることと思います。長く健康を維持し安心して生活を送るためにも定期的・継続的な健診の受診をお勧めします。
【お問い合わせ先】
総合南東北病院 健診センター TEL：0223-23-3775 9:00～16:00（月～土）
