ごあいさつ
命に寄り添う看護の提供をめざして
総合南東北病院は、「患者さんが安心して暮らせ、心の支えとなる病院に」の病院理念のもと、急性期、回復期、慢性期、さらに在宅での医療・看護・ケアを一貫して行う「完結型施設」として地域医療の提供をおこなっています。超高齢化社会を迎えた今、病気からの回復支援とともに、ライフサイクルの課題解決は重要であり多職種との連携や継続的な医療・看護・介護の提供が必要といえます。
そのような中で当施設の機能は強みであり地域で暮らす方々がその人らしく生活できるよう様々な職種・部門と顔の見える関係で支援を行っています。
人材育成においては、「ともに学び、成長しあえる」を目指し、人を大切にして育てていく環境づくりに努めています。
命に関わる看護の現場では、その人の人生に寄り添う場面に出会うこともあります。命に寄り添う看護の提供を目指して、一人一人の看護職員が主体的に学び、知識・技術の向上と思いやりの心を育み、人を尊重しその人の最善を考える倫理観をもった看護師として成長してほしいと考えています。
「ともに学び、成長しあえる」関係のなかで職員一人一人が笑顔で生き生きと働き続けられ、より良い看護につながるよう支えていきたいと思います。
看護部長 中野 良子
令和3年4月より副看護部長の任をいただいた髙橋明美と申します。当院の看護部は総合南東北病院の理念と看護部の理念に基づき、豊かな感性、高い倫理観、自律性を身につけ、質の高い看護が提供できる看護を育成するという教育理念を掲げています。この教育理念に基づき、疾病の発症や重症化の予防から急性期・慢性期・在宅療養に至るすべての健康段階で切れ目のない看護を提供できるように、幅広い知識・技術・態度を統合して、根拠ある看護実践が行える自立した看護師の育成を目指しています。
看護実践能力および社会人基礎力の向上に向けてクリニカルラダーを導入し、e-ラーニングや院内外の研修を行っています。認定看護師の取得に向けた体制も整っており、専門職として安全で質の高い看護が提供できるよう、一緒に学び実践していきましょう。
副看護部長 髙橋 明美
院是 すべては患者さんのために
私たち医療人は技術と高度の医療機関にのみ頼りすぎては、患者さんの満足は得られません。 医師をはじめ医療人に求められるのは「仁術」「心」なのだと考えています。
病院理念
皆さんが安心して暮らせ、心の支えとなる病院に
看護理念
思いやりの心と確かな知識と技術により、命に寄りそう看護を提供します。
看護方針
- 患者さんの人生に寄りそい、ライフサポーターとして看護を提供します。
- コーディネーターとして役割意識を持ち、他部門との連携を図ります。
- 常に社会の状況に対応できるよう、チャレンジ精神を持ち続けます。
- 看護の専門性を追求し、自己実現を目指します。