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血圧が高めと言われたら…
健診センター看護師 榎 優子
血圧を高いまま放置していると血管が硬くなり、血液の流れが少しずつ悪くなります。
そして気づかないうちに動脈硬化が進んでしまいます。動脈硬化が進めば心筋梗塞や狭心症、脳卒中といった恐ろしい病気を発症させることに繋がります。
その予防管理の為にも、家庭で正しく定期的に血圧を測ることが大事です。
家庭での正しい血圧の測り方
*血圧計の圧迫帯を、素肌または薄手のシャツの上から指1~2本が入るくらいの余裕をとって上腕に巻く。
*上腕をテーブルなどに乗せ、圧迫帯が心臓と同じ高さになるようにして測定する。
測る際の注意点
*朝は起床後1時間以内の朝食前に測定する。
夜は就寝前に測定する。入浴やトイレ、食事、飲酒の直後は避ける。
*測定前にトイレをすませる。
*座って1~2分間安静にしてから測定する。
*1日2回(朝・就寝前)は測定し記録を残しておく。