【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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診療受付時間(月~土 8:30)休診日(日・祝・年末年始12/30-1/2)

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広報誌「みな・みな・ねっと」

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認定看護師の紹介④

がん化学療法看護認定看護師 佐藤 あや

 当法人では、認定看護師がそれぞれの専門性を活かして活躍しています。今回は、その中の一人「がん化学療法看護認定看護師」の佐藤あやさんを紹介します。

認定看護師を取得したきっかけ

 現在、日本人の2人に1人はがんに罹患すると言われています。私の勤務する外科外来でも多くの患者さんが、がんの治療のために通院されており、化学療法を受ける患者さんと接する機会がありました。様々な葛藤や不安を抱えながら辛い治療をうける患者さんとの関わりのなかで、看護師が最大限にできる支援はなんだろうか、と悩むようになりました。患者さんから思いを伝えて頂いても、本来必要としているケアは専門的な知識や技術があってこそであり、ニーズに応えられるのではないかと思い、がん化学療法看護認定看護師の資格を目指しました。

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がん化学療法看護認定看護師とはどのような資格か

 約6か月の教育課程で修了試験に合格した後、日本看護協会認定審査に合格することで認定看護師の資格が取得できます。その後は5年ごとの更新制度となっています。がん化学療法看護の分野では、県内で約20名の認定看護師が活動しており、化学療法が選択肢となった時から患者さんやご家族を支え、安全を守っていくことを大きな役割としています。治療や副作用対策に関する支援、そして化学療法を受ける上での患者さんの心の揺らぎや苦痛に寄り添うケアを行います。

現在の活動と今後の抱負

 抗がん剤治療は「心身ともに辛い治療」とイメージされることが少なくありません。しかし、副作用を緩和する対策もすすみ、日常生活を維持しながら外来で治療を受けることが可能になってきています。

 現在は、通院で化学療法を受ける患者さんの支援を中心に活動しています。副作用を予測し、個別性のあるセルフケア方法を患者さんと一緒に考え、副作用を最小限に抑えることで、最善の治療を受けることができるよう努力しています。今後も、治療に対する患者さん一人一人の思いに丁寧に対応できるよう、関係部署・機関と連携し、患者さんとご家族のよき支援者として看護に取り組んでまいります。

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