レシピ紹介
玉ねぎのまんまる煮
栄養管理課 管理栄養士 吉田 あずさ
玉ねぎは1年中出回っていますが、日持ちを良くするため1ヶ月程度風にあてて乾燥させます。一方、新玉ねぎは、収穫してすぐに出荷されるので、皮が薄くてみずみずしく軟らかいのが特徴です。辛味が少なく、生のままサラダや酢の物にしても美味しいですね。
辛味のもとになる成分の硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を助けてエネルギー代謝をあげるほか、血液をサラサラにするなどの効果が期待されています。水分の多い新玉ねぎは、丸のまま煮てもすぐに軟らかくなります。同じように今が旬の新じゃがいも・椎茸・グリンピースなどと一緒にどうぞ。
作り方
①玉ねぎは煮ているときに崩れないように、切込みを入れておきます。皮をむいた玉ねぎの上のほうから十字に途中まで切り込みを入れます。さらに、裏返し、45度回して同じように十字に切り込みを入れます。先に切ったところと、切込みが交互になるように注意してください。
②椎茸はいしづきをとり、じゃがいもは皮を剥き、人参は食べやすい大きさに切っておきます。
③グリンピース以外の材料と調味料を鍋に入れ、軟らかくなるまで煮ます。
④最後にグリンピースを入れ、火が通ったら器に盛り付けます。
1人分栄養価
エネルギー:95kcal 塩分:1.1g