薬局だより
インフルエンザの予防について
薬局 薬剤師 佐藤 賢志
今回は、インフルエンザの予防についてお話しします。
インフルエンザウイルスの感染経路
インフルエンザウイルスは、くしゃみや咳による飛沫感染、ウイルスが付いた手で物に触り別の人がその物に触る事により起こる接触感染に分けられます。これにより感染が拡大します。また、体が弱っているときにも感染しやすくなります。
予防する方法
予防する方法には手洗い、うがいがあります。手洗いは手に付着したウイルスを除去することができるため接触感染の予防が可能です。また、うがいをすることによって喉の粘膜に付着したウイルスを除去し体内への侵入を防ぐことができます。その他にもマスクを付けることで飛沫感染を予防でき、さらに周囲にウイルスをまき散らさないことで感染の拡大を防ぐことができます。
疑わしいときは早めの受診を!!
インフルエンザウイルス感染症では「うつらない」ことも重要ですが「うつさない」ということも大切です。特に幼児や高齢者では症状が重症化する場合があります。突然の発熱(38℃を超える)、倦怠感、咳やのどの痛み、関節痛などの症状が現れた場合は早めに医療機関を受診しましょう。