レシピ紹介
菜の花ごはん
栄養管理課 管理栄養士 曵地 望
菜の花は菜種油を搾るため江戸時代から盛んに作られていました。食用にされ始めたのは明治以降と言われています。黄色の花は春の訪れを感じさせますが、食用としては花が咲く前がおいしく食べられる時期です。花が咲くと味が落ち、茎がかたくなるためです。栄養面では、肌を整える働きを持つビタミンCを多く含み、貧血の気になる方に嬉しい鉄分も豊富に含まれています。今回紹介しました菜の花ごはんは、彩りが春らしいため、お花見のお弁当にもぴったりです。茶碗に盛り付けても良いですが、ラップで茶巾状にして手まり寿司風にしたり、おにぎりにしたりすると、可愛らしく仕上がります。春らしい彩りの菜の花ごはんで気持ちも明るく新年度をお迎えください。
作り方
①菜の花は、熱湯でさっと茹で、冷水にとり、絞っておく。
②①を1~2cmの長さに切り、塩で味をつける。
③卵は塩を加え、よくかき混ぜ、サラダ油を敷いたフライパンで炒り卵にする。
④鮭は、塩焼きにして身をほぐしておく。
⑤ごはんに、②の菜の花、③の炒り卵、④の鮭を混ぜ、器に盛り付ける。
1人分栄養価
エネルギー:390kcal 塩分:2.1g