【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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広報誌「みな・みな・ねっと」

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ワンポイントリハビリ

五十肩のリハビリについて

リハビリテーション科 作業療法士 伊藤 遥香

 前回は肩の痛みについて説明しましたが、今回はご自宅でもできる五十肩(肩関節周囲炎)の病期別のリハビリについて説明します。

 急性期

発症から約2週間の炎症が強く痛みも強いこの時期は、無理に動かすことはお勧めできません。肩の力を抜いた状態で、痛みのない範囲で動かしましょう。

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腰を約90°に曲げ、痛い方の手で1~2kg程度の重りを持ち、腕を前後左右、円を描くように動かします。

肩の力を抜き、体を使って腕を動かします。

 慢性期

肩を動かした時の痛みが和らいでくる時期です。急性期の期間、積極的に動かせなかったことで、肩がこわばり動かすことができる範囲が制限されてしまいます。この時期は、肩の痛みが強くならない範囲で動かすことが大切です。

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背中で、痛い方の手を痛くない方の手で持ち、背骨に沿って上下に動かします。

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頭の後ろで手を組み胸を張るように肘を開きます。

 回復期

肩の痛みや不快感も少なくなる時期であり、リハビリを行い肩の柔軟性を取り戻す必要があります。

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タオルや棒を持ち、両手を上げ肘を曲げながら後ろに腕を下ろします。

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両手を上げ左右に腕を動かし、肩を伸ばします。

<ポイント>

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 痛みが強い時は無理して行わず、1日に2、3セット(1セット5~10回)行いましょう。特に入浴後、肩が温まっている状態で行うとより効果的です。

 ご質問等あれば、お気軽にリハビリスタッフへご相談ください。

 

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