【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

診療受付時間(月~土 8:30)休診日(日・祝・年末年始12/30-1/2)

top_set_01-1 top_set_01-2 top_set_01-3

広報誌「みな・みな・ねっと」

ホーム 当院について 診療科のご案内 健診・PETのご案内 採用情報 交通アクセス

薬局だより

気管支喘息とその治療薬について②

薬局 薬剤師 菅沼 健人

 前回に引き続き、気管支喘息の治療薬について説明します。今回は吸入薬と貼付薬に関してお話しします。

吸入薬

 製剤にはエアゾール式(噴霧)とドライパウダー式(粉)があり、各製剤により吸入方法が異なるため、正しい使い方を学ぶ必要があります。そのため、患者さんの年齢や状態に合わせて製剤を決めていきます。

○吸入ステロイド薬(フルタイド、パルミコート、オルベスコなど)

 抗炎症作用があり、予防薬として毎日規則的に吸入するのが喘息治療の基本になります。

○β2刺激薬(サルタノール、メプチン、ベロテックなど)

 気管支を拡張させる作用があります。発作時に用いることもあります。

○ステロイド・β2刺激薬配合剤(アドエア、シムビコート、フルティフォームなど)

 上記2種を配合した吸入剤です。一緒に作用する事で、気道の炎症と狭窄の両方を同時に改善します。

○抗コリン薬(スピリーバ、テルシガン、シーブリなど)

 気管支を収縮しにくくする作用があります。症状悪化時や、重症例に使う事があります。

貼付薬

 気管支拡張作用を持つ、ホクナリンテープ(ツロブテロール)があります。1日1回、皮膚に貼るだけで効果があるため年齢を問わず使用することができます。

minaminanet201712_3_1

 こちらに記載したのはあくまでも一般的な使用方法です。医師や薬剤師から患者さんに合ったお薬の使用方法について説明があると思いますので、正しく使用してください。

▲みな・みな・ねっと 12月号に戻る

ftr_logo

〒989-2483 宮城県岩沼市里の杜一丁目2-5
TEL 0223-23-3151 FAX 0223-23-3150

個人情報保護法施行により、ホームページに掲載されている写真はご本人の承諾を得ております。

Copyright c 2005 Minami Tohoku Hospital. All Rights Reserved