安全な医療の取り組み
医療安全管理室 医療安全管理者・看護師長 水野 紀子
当院では医療安全を推進し入院・外来患者さん、そして住民の皆さんへ信頼され安全な医療を受けて頂けるよう日々努力し活動を行っています。来る11月25日は何の日か御存知ですか?11月25日は“いい医療に向かってGO!”と言う事で、医療安全の日です。11月21日から11月27日の1週間が「医療安全推進週間」と厚生労働省が定めています。当院でも11月を「医療安全推進強化月間」とし、医療安全推進ポスターを掲示したり、院内で発生する様々なヒヤリハット低減を目的とした活動を計画しています。
医療の役割とは?「技術を駆使して、損なわれた健康を取り戻す手助けをすること」です。「患者さん参加の医療安全」が注目されていますが、医療者側だけでは限界がありますので、当事者である患者さん側も医療に主体的に参加して頂く医療安全の取り組みが進められています。当院へ入院される場合は、入院案内に『患者さん、ご家族の皆様に参加して頂く安全対策』というしおりをお渡ししています。“自分の身は自分で守る”という意識が医療安全に繋がります。安全な医療を受ける為、『上手にお医者さんにかかるための十六ヶ条』を一部ご紹介しますので参考にして頂きたいと思います。
○上手にお医者さんにかかるには?
◇相互信頼・情報の共有
①伝えたいことはメモして準備、大事なことはメモをとって確認
②納得できないときは何度でも質問を
③自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
④医療にも不確実なことや限界がある
⑤治療方法を決めるのはあなたです
⑥対話の始まりはあいさつから
⑦より良い関係づくりはあなたにも責任が