【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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診療受付時間(月~土 8:30)休診日(日・祝・年末年始12/30-1/2)

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トピック&ニュース

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 当院のホームページをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。

 2019年も残すところ、あとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。トピック&ニュースでは、来年も多くの情報をお届けして参りますので、よろしくお願い致します。皆様が健やかなる新年をお迎えになられますよう、心よりお祈り申し上げます。

2018年12月29日更新

年末年始の診療体制について

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 2018年12月30日(日)から2019年1月3日(木)まで、休日の診療体制とさせて頂きます。尚、来年は1月4日(金)から通常通り診療を行います。

 但し、急患の場合はこの限りではありませんので、事前にお電話でお問合せください。

 

2018年12月28日更新

地震を想定した防災訓練を行いました

 職員による防災訓練が11月27日(火)午後2時から行われ患者さんの避難誘導の手順等を確認し合いました。今回は、震度6強の宮城県沖地震が発生したことを想定した訓練でした。

 各病棟では、イーバック+チェアを用いて患者役の職員を搬送。互いに声を掛け合い、状態を確認しながら行っていました。また、避難誘導では安全に避難できるように周りに注意しながら「災害対策本部はこちらです」等と積極的に声がけをしていました。

 当院では年2回、火災や地震を想定した防災訓練を実施しており、日頃から防災意識を高め災害に備えております。今回の訓練を生かし、災害発生時に適切な対応を行えるよう職員一丸となって努めて参ります。

※イーバック+チェア:座ったままで階段を降りることができる器具

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イーバック+チェアを用いた搬送訓練

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避難誘導

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避難状況を報告

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訓練後、災害対策本部で
講評を聴く職員たち

2018年12月19日更新

第31回 南東北連合学術学会が開催されました

 第31回 南東北連合学術学会が11月3日(土・祝)、郡山市の脳神経疾患研究所附属 総合南東北病院で開催されました。南東北グループ7法人(青森から神奈川まで)の病院や施設で働く医師や看護師など医療従事者と事務職、約500名が各地から参集しました。この学会は、日頃の研究の成果を発表し合い、医療・福祉についての知識を深めることを目的として、毎年文化の日に開催されています。

 今回は、一般演題37題(医師・看護・リハビリ・介護・コメディカル)、ポスター演題16題(看護・介護・コメディカル)の計53題の発表があり、当法人からは4題の演題発表を行いました。

 午後3時から審査結果が発表され、当法人は南東北地域包括支援センター 小菅瑠美副主任が発表した「『自立支援型地域包括ケア会議』を開催しての考察」がポスター部門の銅賞を受賞し、リハビリテーション科 理学療法士 安孫子洋主任が発表した「回復期リハビリテーション病棟におけるサルコペニア(大腿筋肉減少症)の積極的治療結果」がリハビリ部門で第2位に選ばれました。そして、研修医 黒瀬裕樹先生が発表した「過換気症状で発症した悪性リンパ腫中枢再発の一例」は医師部門の学術学会会長賞を受賞しました。

 閉会式では渡邉理事長が「発表者は緊張していたと思うが、内容は一人ひとり素晴らしく明確だった。日々の努力がそのまま積み重なり結果に繋がると思うので、また来年も頑張ってほしい」と講評し、入賞者や参加者を讃えました。

 参加した職員は、互いの知識を共有し合い、今後の業務へ活かしていこうと気持ちを新たにした様子でした。

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学術学会長より
賞状を贈られる
黒瀬先生(右)

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2018年12月18日更新

「オータムコンサート~秋の音色~」が開催されました

 10月27日(土)午後3時30分から介護老人保健施設サニーホームで「オータムコンサート~秋の音色~」が開催されました。

 今回、ハナミズキ音楽事務所様、岩沼市民会館様のご厚意により、同日岩沼市民会館で行われた「いわぬまサロンコンサート」終了後にヴァイオリン奏者の小川有紀子様とフルート奏者の宮嵜英美様に当施設へお越し頂きました。お二人が奏でる「故郷」などの懐かしい唱歌やクラッシックの名曲の優しい音色に耳を傾け、皆さん思わず歌を口ずさんだり、ゆったりと素敵なひとときを楽しまれていました。

介護老人保健施設サニーホーム 介護副主任 明道茂

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(左から)小川有紀子様(ヴァイオリン)、宮嵜英美様(フルート)
感謝の気持ちを込めて花束を贈呈しました。素敵な音楽をありがとうございました!

2018年12月15日更新

第73回 健康医学セミナーが開催されました

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 第73回健康医学セミナーが11月17日(土)当院で開催され多くの方に参加頂きました。

 第1部は佐々木みゆき院内感染管理者・看護師長が「呼吸器感染症予防について」と題して肺炎及び肺炎球菌性肺炎について詳しく話しました。

 続く第2部は座安清呼吸器内科科長が「この冬のインフルエンザ対策」に関して、実際の症例をあげながら感染経路や予防法について詳しく説明しました。

 それぞれの講演後には、肺炎や誤嚥性肺炎の予防法やインフルエンザのワクチンを受ける時期・治療薬などセミナー内容に関する質問が数多く寄せられ、講師は一人ひとりへ丁寧に回答しました。

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(左から)講演する佐々木師長、座安先生

2018年12月14日更新

第75回 健康医学セミナー開催のお知らせ

 総合南東北病院の第75回健康医学セミナーは平成31年1月12日(土)午前10時から名取市文化会館 中ホールで開かれます。今回は、西村真実 院長代行兼脳神経外科部長兼脳卒中センター長が「顔の痛みと顔面けいれんでお困りの方へ」と題して講演します。

 喋ったり、ものを噛んだりすると下あごから頬に激痛が走る、あるいは冷たい風にあたったり顔をさわると、額、目や口の周りなどに激しい痛みが生じる「三叉神経痛」。

 目や口の周りがぴくぴくしたり、ひきつったりして目が開けられなくなったり口角が曲がってしまう状態となる「顔面けいれん」。

 どちらも中高年の方に多くみられ、三叉神経や顔面神経が脳の血管や脳腫瘍で圧迫されて起こる脳神経の病気です。日本人は頭蓋骨が小さいため脳と神経の隙間が狭く、血管が三叉神経・顔面神経にぶつかりやすい方が多いと言われています。

 今回のセミナーでは、当院で行っている三叉神経痛・顔面けいれんの治療について、わかりやすくお話しします。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

 《医療相談会》

当日は、講演後に個別の医療相談会を実施します。ご希望の方はお電話でお申し込みください。
 (三叉神経痛や顔面けいれんに関する内容に限らせて頂きます)

締切 平成31年1月9日(水)まで 定員:5名様(先着順)

 お申込み・お問合せ

総合南東北病院 〒989-2483 宮城県岩沼市里の杜1丁目2番5号

TEL 0223-23-3151(担当:総務課 水内)【月~土曜日 8:30~17:00 ※祝日、年末年始を除く】

2018年12月13日更新

みな・みな・ねっと12月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと12月号」を発行しました。

 12月号の第1面は松島忠夫 院長の「歯について」を掲載しています。その他、薬局だより「薬と食べ物の飲み合わせ」、ワンポイントリハビリ「シリーズ 高齢者について5.高齢者のための安全な運動方法 その2」認定看護師コラム「がん治療と食事」、レシピ紹介「さっぱりヘルシー!大根餃子」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年12月12日更新

第74回 健康医学セミナーのお知らせ

 総合南東北病院の第74回健康医学セミナーは12月15日(土)午後2時から当院2階講堂で開かれます(ご予約不要・参加無料)。今回は、小林義尊 整形外科科長、外来看護師の大橋沙織 骨粗鬆症マネージャーが「骨が折れる前に治療しましょう!~骨粗鬆症治療をお勧めします~」と題して講演します。

 骨が脆くなり骨折するリスクが高まる骨粗鬆症。重い物を持ち上げたり日常生活のちょっとした動作で背骨を骨折することもあれば、いつのまにか自分の体重が負担になって骨がつぶれている場合もあります。太ももの付け根を骨折すると、動けない状態が長期間にわたって続き、それが寝たきりの原因になると推測されます。

 骨粗鬆症治療をできるだけ早く始め、しっかりと継続することが、将来の骨折・寝たきりを防ぐために大切です。

 講話終了後、骨粗鬆症に関する個別の相談を受け付けます(事前予約不要)。お気軽にご相談ください。

2018年11月24日更新

岩沼市の植栽活動に参加しました

 岩沼市の植栽活動が11月10日(土)午前9時から行われ、当法人からも4人が参加し地域住民の皆さんと一緒に里の杜地区道路沿いの花壇にビオラを植えました。

 岩沼市では、公共の場の花壇やプランターに植栽する活動を行っており、毎年春と秋の年2回、花の植替えをしています。花壇は、地域の皆さんの協力で管理されています。病院にお越しの際は、きれいなお花もぜひご覧ください。

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2018年11月20日更新

一般社団法人日本手外科学会 研修施設に認定されました

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 (社医)将道会 総合南東北病院は平成30年7月29日付で「一般社団法人日本手外科学会 研修施設」に認定されました。手外科専門医が常勤しており、日本手外科学会 専門医を目指す医師の研修が可能な施設となりました。

 今後も当院では、手外科疾患、およびその原因となる疾患の診断・治療に尽力して参ります。よろしくお願い申し上げます。

2018年11月15日更新

献血バスによる献血が行われました

 10月30日(火)当院正面玄関入口で、岩沼市献血推進事業の一環として献血バスによる献血が実施されました。

 今回は一般の方と当院職員合わせて18名(400ml献血)の方の協力が得られました。

 皆さんの温かいご支援、ご協力ありがとうございました。

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2018年11月14日更新

第72回健康医学セミナーが開催されました

 第72回健康医学セミナーが10月20日(土)亘理町中央公民館 大ホールで開催され多くの方に参加頂きました。

 今回は西村真実 院長代行兼脳神経外科部長兼脳卒中センター長が「脳外科手術で治る病気―脳動脈瘤・脳腫瘍 その他の疾患―」と題して、くも膜下出血や脳腫瘍、顔面けいれん、三叉神経痛などの診断・治療法について詳しく説明しました。

 講演前に開催された医療相談会では、参加者の方から寄せられた相談や質問に関して丁寧にアドバイスをしました。

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講演する西村先生

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医療相談会の様子

2018年11月13日更新

みな・みな・ねっと11月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと11月号」を発行しました。

 11月号の第1面は宮﨑未来 麻酔科医長の「手術になったら、食べたり飲んだりしちゃいけないの?・・・」を掲載しています。その他、薬局だより「院外処方せんについて」、認定看護師コラム「インフルエンザの予防策」、レシピ紹介「いつものご飯に一工夫!もち麦入りひじきご飯」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年11月12日更新

第73回 健康医学セミナーのお知らせ

 総合南東北病院の第73回健康医学セミナーは11月17日(土)午後1時から当院2階講堂で開かれます。今回は、第1部を感染防止対策室 佐々木みゆき 院内感染管理者・看護師長が「呼吸器感染症予防について」、第2部を座安清 呼吸器内科科長が「この冬のインフルエンザ対策」と題して講演します。

 呼吸器感染症には肺炎や気管支炎などが含まれ、強い喉の痛みや咳、発熱といった症状が現れます。高齢の方の場合は重篤化して呼吸困難になることもあるため注意が必要です。

 インフルエンザは日本において毎年約1千万人、約10人に1人が感染していると言われています。年によって流行する型が異なるため、この冬の傾向を知り予防対策を行うことが大切です。

 今回のセミナーで正しい予防法や対処法を知って、感染症から身を守りましょう!

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年10月30日更新

第71回健康医学セミナーが開催されました

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 第71回健康医学セミナーが9月29日(土)当院2階講堂で開催され130名の方が参加しました。

 第1部では加藤昌昭 脳神経内科科長が「家族が認知症になったら、どうすればいいのか」と題して、認知症の種類や特徴、治療法について講演しました。

 続く第2部では、細矢愛実 認知症看護認定看護師・看護主任が「認知症の方やご家族をサポートする 岩沼市認知症初期集中支援チームのご紹介」と題して話しました。

 講演後に開催されたもの忘れ相談会では、講師や当院の医療ソーシャルワーカーを始め、岩沼市介護福祉課の方、市内4ヶ所の地域包括支援センター 認知症地域支援推進員の皆さん等多くの方にご協力頂き、参加者の方から寄せられた様々な相談に関して丁寧にアドバイスをしました。

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(左から)講演する加藤先生と細矢看護師

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もの忘れ相談会の様子

2018年10月18日更新

出前ミニ健康講話を行いました

 9月16日(日)に名取市田高町東町内会主催の敬老祝賀会にて「高齢者の糖尿病予防のための運動療法」というテーマの下、健康づくりに関わる記念講演として出前ミニ健康講話を行いました(於:名取市 増田体育館)。参加者は80歳以上の高齢者が概ね80名前後で、熱心に講演を聴かれている方が多く、地域住民の皆様の健康に対する意識の高さを感じました。

 今回の講演では講義と実技を実施致しました。糖尿病と診断を受ける方は年々増加してきており、早めの予防と診断後の食事療法及び運動療法の併用が重要であることをお話させて頂きました。その後、実技にて無酸素運動と有酸素運動を複合した運動を参加者の皆さんと一緒に行いました。普段自宅では実施しないような筋肉の動きを意識した運動であり、中には汗をかいている方もいらっしゃいました。今回の講演で運動不足を実感し、早速自分でできるような運動から始めたいとの声も聞かれ、糖尿病の運動療法に対する認知と重要性を高めることができたのではないかと感じています。今回の経験を活かし、今後も運動の重要性を啓発していけるように努めていきたいと思います。

リハビリテーション科 理学療法士 前田 里美

江井千妃呂

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2018年10月17日更新

救命処置講習会が開催されました

 救急の日 特別講習「救命処置講習会」が9月10日(月)午前9時30分から外来待合ホールで開催されました。

 赤間洋一副院長・救急センター所長、救急看護認定看護師の鎌田貴幸、西谷佳功が講師となり、心肺蘇生法について説明を行いました。昨年も参加していただいた方、実際に心肺蘇生法を実施した経験のある方や今後のために覚えておきたい方などがいらっしゃいました。参加者の皆さんは「再確認のための良い機会となった。」「実際やってみると焦っていてわからなくなるため、これからも訓練を続けていきたい。」等と感想を話していました。

 「救急の日」は昭和57年に定められ、救急に対する理解と認識を深めていただくことを目的としています。当院では救急の日に毎年「救命処置講習会」を実施しております。これからも参加された方に、1つでも正しい知識を身につけていただけるよう行って参ります。来年は、さらに多くの方に参加していただきたいと思います。

救急看護認定看護師 西谷佳功

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2018年10月16日更新

RUN伴2018に参加しました

 9月9日(日)にRUN伴2018リレーマラソンがあり、ランナー32名、応援者10名で船岡~総合南東北病院までの8.7㎞を駆け抜けました。当院職員は9名が参加しました。

 「RUN伴」は認知症の方や家族、支援者、一般の方が走りながら1本のタスキをつなぎ、認知症になっても安心して地域で暮らせる社会を目指していこうという全国的な啓発イベントです。当日は認知症支援・啓発活動のテーマカラーであるオレンジ色のTシャツを着て国道4号線を走りました。最後は全員でゴールし、次のチームにタスキをつなぎました。

南東北地域包括支援センター 生活支援コーディネーター 南部圭介

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2018年10月15日更新

みな・みな・ねっと10月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと10月号」を発行しました。

 10月号の第1面は伊東信子 看護部長の「健康の源」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「シリーズ 高齢者について 5.高齢者のための安全な運動方法その1」、薬局だより「便秘とその治療薬について」、認定看護師コラム「いざというときの応急手当:『捻挫』」、レシピ紹介「旨味十分!かんたん混ぜご飯」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧いただけます。

2018年10月12日更新

第72回 健康医学セミナー開催のお知らせ

 総合南東北病院の第72回健康医学セミナーは平成30年10月20日(土)午後2時から亘理町中央公民館大ホール(亘理町)で開かれます。今回は、西村真実 院長代行兼脳神経外科部長兼脳卒中センター長が「脳外科手術で治る病気―脳動脈瘤・脳腫瘍 その他の疾患―」と題して講演します。

 脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血を生じると、50~60%の方が死亡や寝たきりとなります。症状をきたした瘤は極めて破裂しやすい傾向にあり注意が必要です。

 子供から高齢者まで幅広い年代に発症する脳腫瘍は、頭痛だけでなく顔面や手足のしびれ・麻痺など様々な症状が出現して、日常生活に支障をきたし介護が必要になる方もいます。

 今回のセミナーでは、脳動脈瘤・脳腫瘍を中心に、その治療や検査法に関してわかりやすく解説します。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

 《医療相談会》

 当日は、講演前に個別の医療相談会を実施します。ご希望の方は電話にてお申し込みください。
 (脳疾患に関する内容に限らせて頂きます)

 締切 10月17日(水)まで 定員:5名様(先着順)

 お申込み・お問合せ

 総合南東北病院 〒989-2483 宮城県岩沼市里の杜1丁目2番5号

 TEL 0223-23-3151(担当:総務課 水内)【月~土曜日 8:30~17:00 ※祝日を除く】

2018年10月11日更新

10月は臓器移植普及推進月間です

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 皆さんは、臓器移植について考えたり、話し合ったりしたことがありますか?臓器移植は、病気や事故によって臓器(心臓や肝臓など)の機能が低下し、移植でしか治療できない方に健康な臓器を提供して、回復させる医療です。

 10月は臓器移植普及推進月間です。この機会に、いのちの贈り物についてご家族で話し合い、臓器提供の意思を確認してみてはいかがでしょうか。今、日本で移植による健康回復に望みを持ち、(公社)日本臓器移植ネットワークに登録している方は約1万3千人です。また、約14万人もの方が自分の臓器提供に関する意思登録を行っています。臓器を提供しない意思も表示できますので、何らかの意思表示を行うことが重要です。

 臓器提供意思表示カードへの記入やインターネットによる意思登録の他、運転免許証や健康保険証、マイナンバーカード(個人番号カード)への意思表示欄設置が進んでいます。当院では、受付等に意思表示カードを設置しておりますので、ご利用ください。

2018年10月1日更新

第70回健康医学セミナーが開催されました

 第70回健康医学セミナーが8月18日(土)槻木生涯学習センター(柴田町)で開催され多くの方に来場頂きました。

 第1部では赤間洋一 副院長兼救急センター所長が「突然死を防止しよう」と題して、その原因となる年齢別の疾患や対処法、救命手順等について講演しました。

 続く第2部では、仙南地域広域行政事務組合 消防本部 丹野淳一 救急救命士 主幹兼救急第一係長が「心肺蘇生法について」と題して実演を交えながら話しました。

 講演後、参加者の皆さんはAEDの使い方など救命処置について、柴田消防署救急救命士の皆さんと一緒に練習しながら学びました。胸骨圧迫では、手を添える場所や押すリズムなど細かなポイントについてアドバイスを受けていました。

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講演する赤間先生

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2018年9月14日更新

高次脳機能障害ピアサポーター・リンクサポーター養成講座が開催されました

 当院で、一般社団法人 宮城高次脳機能障害連絡協議会どんまいネットみやぎ/特定非営利活動法人ぽっぷの森主催「高次脳機能障害ピアサポーター・リンクサポーター養成講座」が全5回(6月2日、6月9日、6月23日、7月14日、7月28日)の日程で開催されました。各回で50名程度の当事者と家族、医師、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカー等の専門職等が参加しました。当院からは第1回目となる6月2日に言語療法室副主任 言語聴覚士 佐々木浩児が「高次脳機能障害の評価」、医療福祉相談室主任 医療ソーシャルワーカー 菊地知憲が「ソーシャルワークについて」と題して講演しました。

 高次脳機能障害とは脳外傷、脳血管障害等が原因で記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害等が起き、外見からはわからないため「見えない障害」と言われます。ピアサポーターとは、病気や事故のために高次脳機能障害を抱え、苦しんでいるご本人またはご家族に寄り添いながら同じ体験を分かち合い、理解し、支える人のことです。リンクサポーターとはピアサポーター以外の方でご本人やご家族を支援したいという気持ちを持って活動に取り組もうとする方々です。

 研修は当事者からのお話、高次脳機能障害の理解、就労支援や社会復帰支援の実際、具体的な社会資源やネットワーク体制、ピアサポーターの役割等に関して講義が行われ、最終日にはグループワーク及び全5回を全て受講された方に修了証が授与されました。

 突然の怪我や病気によって高次脳機能障害になると、本人だけでなく家族も大きなショックを受け、どうすればよいのかわからずに悩み、動揺します。同時に障害の受容・理解、人間関係、就労、経済的問題等の多様で複雑な問題に向き合っていかなければなりません。状況に向き合っていくには専門職の支援だけでは足りない部分があります。当事者やその家族の経験や関わりが非常に大切であること、そして関係機関のネットワークの構築と連携が重要であることを今回の講座を通じて改めて認識しました。

 今回学んだことを今後の支援に生かすと共に、医療ソーシャルワーカーとしても引き続いて患者さん、ご家族の支援、ネットワークの構築に努めていきたいと思います。

医療相談室主任 医療ソーシャルワーカー 菊地知憲

2018年9月12日更新

出前ミニ健康講話を行いました

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 8月17日(金)「平成30年度岩沼市生涯学習事業 岩沼中央公民館玉浦教室講座(暮らしのカレッジ)」(主催:岩沼中央公民館 玉浦教室、於:玉浦コミュニティセンター)のなかで、リハビリテーション科 理学療法士 芝崎淳が「介護予防に必要な知識と運動」というテーマで出前ミニ健康講話を行いました。本事業は岩沼市民を対象に通年開催されているもので、様々な教室が企画、実施されています。この日は定員を上回る50名以上の参加があり、市民の方の介護予防に対する意識の高さを実感しました。

 運動により介護予防は可能ですが、その対象は加齢に伴う身体の変化や、転倒による有害事象の発生となります。また、運動能力が高くとも、複数の課題を同時に遂行することで転倒のリスクが高まる場合があります。今回の講話では、実際に筋力強化のための運動や認知課題を伴った二重課題運動を参加者の皆さん全員に体験していただきました。講話後は自分の身体は自分で守るということがよく分かったとの声も聞かれました。今後もこのような活動を通して地域に貢献できればと考えています。

リハビリテーション科主任 理学療法士 芝崎淳

2018年9月11日更新

みな・みな・ねっと9月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと9月号」を発行しました。

 9月号の第1面は南東北夏まつりについて掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「シリーズ 高齢者について 4.高齢者のための転倒予防~環境・生活を見直そう!~」、薬局だより「高血圧の治療薬について」、認定看護師コラム「脳卒中に対する看護」、レシピ紹介「栄養満点ヘルシー!じゃがいも入りチヂミ」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年9月10日更新

夏休み医療体験が行われました

 医療職を志す中高生が医師や看護師の仕事を模擬体験できる「夏休み医療体験」が8月7日(火)当院2階講堂で行われ、県内の高校生11名が参加しました。

 このイベントは、当院外科の医師が中心となり近隣の中学生・高校生を対象に病院の仕事を知ってもらいたい、将来の進路の選択に役立ててほしいと学生の長期休み期間に開催しています。平成27年12月から始まり、今回で9回目となります。

 会場には、模擬血管を使用した採血体験や電気メス体験など5つのブースが設けられ、参加者は2、3名のグループごとにそれぞれのコーナーで楽しみながら医療に関わる仕事を学びました。皮膚モデルを使用した縫合体験では、きつく縫うコツや針の刺し方など細かなアドバイス受けながら真剣に取り組んでいました。

 看護師を目指す高校2年生の菅原さんは「採血体験を楽しみに参加しました。なかなか血管が見つけられず、実際に患者さんに行うにはたくさんの練習が必要だと感じました」と感想を話していました。

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2018年8月30日更新

第71回 健康医学セミナーのお知らせ

 総合南東北病院の第71回健康医学セミナーは9月29日(土)午後1時から当院2階講堂で開かれます。今回は、加藤昌昭 神経内科科長が「家族が認知症になったら、どうすればいいのか」、細矢愛実 認知症看護認定看護師・看護主任が「認知症の方やご家族をサポートする 岩沼市認知症初期集中支援チームのご紹介」と題して講演します。講話終了後、もの忘れ相談会も開催します(事前予約不要)。

 〈これって認知症?〉一般に、認知症の徴候として以下のような例が多いとされています。

 ・最近、家族が誰かに物を盗られたと妄想する ・さっきご飯を食べたのに食べてないと言う

 ・身だしなみに構わなくなった ・勘違いや誤解が多くなった(話がずれる、噛み合わない)

 あれ、自分の家族がいつもと違う。もしかしたら認知症になってしまったのではないか。そのように心配になることはありませんか?高齢者の4人に1人が認知症または、その予備軍と言われており、高齢化に伴い今後も増加が見込まれます。

 今回のセミナーで、家族が認知症になってしまった場合どうしたらいいか、一緒に考えてみませんか?

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年8月29日更新

第69回健康医学セミナーが開催されました

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 第69回健康医学セミナーが7月28日(土)当院2階講堂で開催され50名の方が参加しました。

 第1部では三井一浩 消化器がん治療センター長兼消化器外科科長が「小さな傷でがんを治す 腹腔鏡手術~大腸がんに対する腹腔鏡下手術と集学的治療~」と題して、手術の動画を交えながら話しました。また、大腸がんに対する腹腔鏡手術が日本へ導入されて約25年となり標準手術の一つとして認知を受けていることを示しながら、現在も日々技術が進歩していると説明しました。

 続く第2部では、佐伯悟 PETマネージャーが「PETがん検診の必要性~大切な家族のために健康でいたい!早期発見・早期治療のススメ~」と題して話しました。佐伯マネージャーはPETがん検診で分かる項目や目的に関して詳しく説明しました。

 講演後は、各種健康診断の相談コーナーが設けられ、多数の質問等が寄せられました。

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2018年8月14日更新

南東北夏まつりが開催されました

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 第12回 南東北夏まつりが7月21日(土)午前10時30分から総合南東北病院北側駐車場で開催され、当日は延べ1,300人の来場者で賑わい患者さんやご家族、地域住民の皆さんとの交流を深めました。

 開会セレモニーでは、松島忠夫 院長が挨拶を述べ、鈴木隆夫 岩沼副市長、吉﨑純一 里の杜2丁目町内会長よりご祝辞を頂きました。ステージイベントは、岩沼さくら幼稚園 園児の皆さんの元気いっぱいなよさこい演舞で幕を開け、ウルトラマンギンガストリウム ミニショー、岩沼市を中心に活動中の小中学生チアダンスチームICONICSとベガルタチアリーダーズの華麗な演技、民謡歌手 佐藤登喜雄さんの歌謡ショーと次々と催し物が行われました。さらに、じゃんけん大会では岩沼市のマスコットキャラクター 岩沼係長が登場し会場を盛り上げました。

 産地直送販売コーナーや職員による屋台では、買い物や食事を楽しまれる方など、地域住民の皆さんと笑顔で交流する場面もみられました。今回初めてとなる医師と認知症看護認定看護師らによる「もの忘れ相談会ブース」では、認知機能テストなどが実施されました。また、松島院長の写真展も好評で多くの方が美しい自然の写真に見入っていました。

 毎年盛り上がるよさこい競演では、仙南地域の団体が多数参加し、色彩豊かな衣装に身を包んだ各チームが息の合った演舞で来場者を魅了しました。当院の職員で結成したよさこいチーム「team 踊踊」も若さ溢れる力強い踊りを披露しました。

 夏まつり開催に際しては、多方面の皆さんから多大なご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

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鈴木岩沼副市長

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ICONICSの皆さん

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ベガルタチアリーダーズの皆さん

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よさこい演舞

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じゃんけん大会

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佐藤登喜雄さん

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松島院長写真展

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ウルトラマンギンガ ミニショー

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もの忘れ相談会

2018年8月13日更新

出前ミニ健康講話が行われました

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 7月17日(火)「第325回 ひとり暮らし高齢者 会食のつどい」(主催:岩沼市社会福祉協議会、於:岩沼南地域支援センター)にて、言語療法室 言語聴覚士 佐々木浩児が「誤嚥性肺炎にならない」というテーマで出前ミニ健康講話を行いました。この「会食のつどい」は75歳以上のひとり暮らしの方々へ対する支援の一環として昭和から行われてきた大変歴史ある事業とのことで、この日も目のくらむような猛暑日の日中にもかかわらず41名の方々がお集まりになっていました。

 誤嚥性肺炎(食べ物が気管に入ることで起こる肺炎)を予防するためには、まず食事を誤嚥しない(むせないで食べられる)ことが重要です。加齢による口やのどの筋力、体型などの変化により食事をむせるようになることも多いため、参加者の皆さんの飲み込み能力をチェックさせてもらいましたが、皆さんの能力がとても高くビックリ。これからも健康を保ちながらおいしく食事を続けるためのトレーニング法などを実際に体験していただきながら紹介させてもらいました。

言語療法室 言語聴覚士 佐々木浩児

2018年8月10日更新

家族介護教室「老々介護技術~安楽な乗り移りやおむつ交換の方法を学ぼう~」を開催しました!

 平成30年7月1日(日)当院2階講堂で家族介護教室を開催しました。

 今回は「老々介護技術」をテーマとして、介護老人保健施設サニーホーム 佐藤裕輔介護福祉士と芳賀梓介護福祉士が、主に介護の中で負担の大きい乗り移りやおむつ交換について、講義と実技を交えながらわかりやすく説明しました。

 また、株式会社NJIケアヘルス南仙台よりベッドや車いす、移動用リフトなど福祉用具の展示も行われました。多くの方に使用してもらい、とても興味を持って頂きました。

 参加者の方からは「実技は大変勉強になった。早速家で実践してみたい」という声も聞かれました。

南東北地域包括支援センター 生活支援コーディネーター 南部圭介

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2018年8月9日更新

第68回健康医学セミナーが開催されました

 第68回健康医学セミナーが6月30日(土)仙南信用金庫 しんきんホール(白石市)で開催され、60名の方が参加しました。

 第1部では須藤晃佑 消化器科科長が「胃癌と大腸癌~早期発見・再発のない治療~」と題して、胃・大腸がんの内視鏡治療や診断方法、健診の重要性等について解説しました。

 続く第2部では、三井一浩 消化器外科科長が「小さな傷でがんを治す 腹腔鏡手術~大腸癌・胃癌の腹腔鏡手術~」と題して話しました。三井先生はイラストや動画を交えながら腹腔鏡下胃・大腸切除術に関して詳しく解説しました。

 講演後にはそれぞれの講師へ質問が寄せられ消化器がんに対する関心の高さがうかがえました。

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2018年8月8日更新

みな・みな・ねっと8月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと8月号」を発行しました。

 8月号の第1面は整形外科 嶋﨑睦先生の「骨粗しょう症の検査を受けましょう(パート2)」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「シリーズ 高齢者について 3.高齢者に多い『骨折』」、薬局だより「お薬の飲み忘れを防ぐためには」、認定看護師コラム「認知症で起こる行動・心理症状とその対応②~徘徊~」、レシピ紹介「ザクザク食感♪じゃこ天」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年8月7日更新

第70回 健康医学セミナー開催のお知らせ

 総合南東北病院の第70回健康医学セミナーは平成30年8月18日(土)午後2時から槻木生涯学習センター ホール(柴田町)で開かれます。今回は、赤間洋一 副院長兼救急センター所長が「突然死を防止しよう」と題して講演します。

 大人に限らず赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる年齢層に発生する突然死。もし、あなたの目の前で急に倒れた方に遭遇したらどうしますか?今回のセミナーでは、突然死の原因や対処方法について、わかりやすくお話しします。また、柴田消防署救急救命士より心肺蘇生法についてAED(自動体外式除細動器)の使用方法などの実演を交えながら説明します。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年7月31日更新

火災を想定した防災訓練を行いました

 6月28日(木)午後2時から、職員による防災訓練を行いました。今回は、東3病棟洗面所で火災が発生したことを想定した訓練でした。岩沼市消防署にご協力をいただき、スモークマシンを使った煙道体験も行われました。

 火災発生と共に全館へ緊急放送が流れると、ただちに職員が病棟内の安全を確認し、自衛消防隊による初期消火を開始しました。また、職員が患者役となり、イーバック+チェアを用いて避難場所へ搬送する訓練も実施されました。災害時は階段での搬送となるため、複数の職員が声を掛け合いながら、慎重に行っていました。

 参加した職員は、災害時の任務分担を確認すると共に、安全かつ連携して対応することの大切さを再認識する良い機会となったようです。

 当院では年2回、火災や地震を想定した防災訓練を実施しており、日頃から防災意識を高め、災害に備えております。今回の訓練を生かし、災害発生時に適切な対応を行えるよう職員一丸となって努めて参ります。

※イーバック+チェア:座ったままで階段を降りることができる器具

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避難経路を誘導

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階段から避難する職員

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イーバック+チェアを用いた搬送訓練

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スモークマシンを使った煙道体験

2018年7月24日更新

介護予防教室「元気な耳でいきいき生活」を開催しました

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 平成30年6月21日(木)当院2階講堂で介護予防教室「元気な耳でいきいき生活」を開催しました。今回は「耳の健康」をテーマとして、パナソニック補聴器株式会社 大塚 康先生をお招きしました。

 大塚先生からは聞こえの仕組みや補聴器購入後のメンテナンスの必要性、難聴と認知症の関係についてお話頂き、講話後には希望者に聴力測定が行われました。当日は定員を超える25名の方が参加し、聞こえに関する関心の高さがうかがえました。

南東北地域包括支援センター 社会福祉士 小沢なつ子

2018年7月20日更新

出前ミニ健康講話が行われました

 6月20日(水)名取市の那智が丘公民館で、「歩行・骨折予防について」というテーマで出前ミニ健康講話が行われ、40名の方が参加しました。今回は、平成30年度「那智大学」第2回学習会で、リハビリテーション科 理学療法士 阿部 功が講師を務めました。

 高齢者の歩行の特徴は「歩幅の低下」であり、そこから様々なからだの悪循環が始まってしまいます。それを防ぐための筋力トレーニング、ストレッチ、バランス練習を実際に行いました。

 次に、「フレイル」とはどのような状態かを学習し、自分が「フレイル」に当てはまるのかを簡単なテストで確認しました。今回参加して下さった皆さんは要介護認定を受けていないものの、「フレイル予備軍」の方が多いようでした。この段階の方々には「○○しながら△△する」といった「二重課題」のトレーニングが有用であることを説明し、しりとりしながらの足踏み運動などを実践しました。

 さらに、高齢者が転倒しやすい場所は圧倒的に「自宅内」であることをお話しし、環境整備の重要性や、状況に応じてどのように杖や歩行器を使うのかを学びました。

 参加者の皆さんは、イメージ通りに動けずに思わず笑ってしまう場面もありながらも楽しくからだを動かしました。これきっかけに、少しずつ生活に運動を取り入れていただけることを願っています。

※加齢とともに心身の活力が低下し、生活機能障害、要介護状態、そして死亡などの危険性が高くなった状態。筋力などだけでなく、精神的、社会的な問題も含まれる。

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2018年7月19日更新

糖尿病教室が行われました

 糖尿病教室が平成30年6月14日(木)午後2時から当院1階売店前で行われ、15名の方が参加しました。今回は「楽しく始める~糖尿病の運動療法~」というテーマで講義と実技を交えて行いました。講義内容としては糖尿病の病態と合併症の危険性、治療方法について説明しました。また、運動療法の効果や種類、強度、頻度についてお話しし、ストレッチや10種類のレジスタンス運動を実践しました。

 運動不足や食生活の乱れが原因となり、糖尿病の有病者数は増大傾向にあります。今回紹介した運動等を生活の中で取り入れて頂き、日ごろから体を動かしていく習慣をつけていきましょう。

 リハビリテーション科 理学療法士 伊勢﨑美恵

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2018年7月18日更新

みな・みな・ねっと7月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと7月号」を発行しました。

 7月号の第1面は片倉隆一 脳神経外科顧問の「がんは個別化医療の時代へ でも、最も大切なのは早期発見!」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「シリーズ 高齢者について 2.高齢者の特徴~転倒の危険性について~」、薬局だより「くすりの使用期限と保管方法について」、認定看護師コラム「『周術期口腔機能管理』について」、レシピ紹介「いつもの食卓にもう一品♪野菜の甘酢漬け」などの内容です。また、7月21日(土)開催予定の「南東北夏まつり」で使えるクーポン券も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年7月17日更新

第69回 健康医学セミナー開催のお知らせ

 総合南東北病院の第69回健康医学セミナーは平成30年7月28日(土)午後1時から当院2階講堂で開かれます。今回は、三井一浩 消化器がん治療センター長兼消化器外科科長が「小さな傷でがんを治す 腹腔鏡手術~大腸がんに対する腹腔鏡下手術と集学的治療~」、佐伯悟 PETマネージャーが「PETがん検診の必要性~大切な家族のために健康でいたい!早期発見・早期治療のススメ~」と題して講演します。

 お腹が痛い、便秘・下痢が続く、食欲がない、体重が減っている等という症状でお悩みの方はいませんか?このような症状は、消化器のがんが原因かも知れません。早期に見つかれば治療の選択肢も多く、手術になる場合でも傷の小さい鏡視下手術が可能の場合があります。

 今回のセミナーでは、消化器にできるがんの病態や腹腔鏡手術、早期発見に役立つPETがん検診について、わかりやすくお話しします。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年7月13日更新

南東北夏まつりを開催します!

 7月21日(土)午前10時30分から当院北側駐車場で、第12回 南東北夏まつりを開催いたします(小雨決行、雨天時は一部プログラムが変更となる場合がございます)。

 ステージでは、毎年恒例のよさこい競演をはじめ、ウルトラマンギンガストリウム ミニショーや岩沼さくら幼稚園 園児の皆さんのお遊戯披露、豪華賞品が当たる?!じゃんけん大会、佐藤登喜雄さんの歌謡ショー、岩沼市を中心に活動中!小中学生チアダンスチームICONICSとベガルタチアリーダーズの華麗な演技など様々なイベントを行います。

 また、食べ物屋台や子供屋台、産直コーナー、毎年好評の「松島院長 写真展」もあります。楽しいイベントをたくさん企画していますので、皆さんのご来場をお待ちしております。

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昨年の夏まつりの様子

2018年7月12日更新

看護の日を記念したイベントが行われました

 5月12日は「看護の日」です。フローレンス・ナイチンゲールの誕生日であるこの日は、「看護の心をみんなの心に」というテーマのもと、全国各地で看護にまつわる行事が開催されています。

 当院では5月9日(水)~15日(火)まで(土日を除く)、地域の皆さんに看護の心を知って頂くことを目的としてイベントを開催し、延べ480名以上の方が参加しました。

 1階売店前には、もの忘れの傾向を知る認知症チェックなどのコーナーが設けられ、看護師は参加者の皆さんと結果内容を一緒に確認し合い、アドバイスしました。特に参加者が多くみられた血管年齢測定では、当院の管理栄養士が作成した血管年齢の上昇を予防するレシピなども配布されました。

 また、看護師長らを中心に、外来と入院中の患者さんへ看護の日を説明しながらメッセージ付きポケットティッシュを手渡しました。外来待合コーナーには、看護風景などのパネルが展示され、多くの方が足を止めて見入っていました。

 「看護の日」にまつわるイベントは来年も開催予定となっておりますので、多くの方のご参加をお待ちしております。(※病院内掲示等で随時お知らせいたします。)

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※看護の日

21世紀の高齢社会を支えていくためには、看護の心、ケアの心、助け合いの心を、私たち一人一人が分かち合うことが必要であり、こうした心を、老若男女を問わずだれもが育むきっかけとなるよう、旧厚生省により1990年に制定されました。

2018年6月15日更新

ふれあい看護体験が行われました

 「5月12日 看護の日」を記念した行事「ふれあい看護体験」が、当院では5月11日(金)に行われ高校生5名が訪れました。

 生徒の皆さんは、各病棟に分かれてそれぞれ担当の看護師と共に患者さんの食事や清拭など生活面でのケア、介助をしました。患者さんへ優しく声を掛けながら熱心に取り組まれていました。

 終了後、看護部長や病棟師長らと共に一日の活動を振り返り、南7病棟(地域包括ケア病棟)で看護体験をした生徒のひとりは「患者さんが自宅に帰った時、ご自身でも身の回りのことが行えるように、介助を行うだけでなく見守ることも大切だと学びました。今回の経験で看護師を目指す気持ちがより強くなりました」と笑顔で感想を語りました。

 伊東看護部長は「将来の進路に悩んでいる方も多いと思いますが、この体験を機に看護師を目指ざす、やる気につながれば幸いです」と話しました。

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2018年6月14日更新

南東北在宅支援セミナーが行われました

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 社会医療法人 将道会 平成30年度南東北在宅支援セミナーが5月17日(木)午後1時30分から当院2階講堂で行われました。

 このセミナーは、近隣市町の介護保険担当課、居宅ケアマネジャー、地域包括支援センター、社会福祉協議会、介護サービス事業所に対して、当法人事業所の取り組みの紹介を行い、各関係機関や居宅ケアマネジャーとの連携を深め、より地域の医療・福祉に貢献していくことを目的として、毎年開催しています。

 今回は平成30年度診療・介護報酬同時改定をテーマに開催しました。セミナーは伊東信子 看護部長の挨拶に続き、第1部を菊地知憲 医療福祉相談室主任が「医療・介護報酬同時改定~入退院支援の視点から~」と題して講演しました。

 第2部は栄養管理課、訪問リハビリテーション、南東北訪問看護ステーション、通所リハビリテーション、介護老人保健施設サニーホーム、岩沼市認知症初期集中支援チームの各担当者が報酬改定に伴う今後の取り組みを紹介しました。

 第3部では参加された皆様と各事業所の担当者が、それぞれの取り組みや報酬改定に関する「意見交換会」を行いました。今後の事業所の活動にとって、大変有意義な会となりました。

 今回は岩沼市、名取市、亘理町、山元町、柴田町、角田市、栗原市から67名が参加され、「報酬改定について理解を深める事ができた」「ケアマネジャーと病院との連携について知ることができた」「意見交換会では各事業所の取り組みなどをより知ることができた」等の感想をいただきました。

 今後もセミナーを通して当法人の取り組みをより多くの方に知って頂き、各関係機関との連携を更に深めていきたいと考えております。

南東北在宅支援セミナー実行委員長 介護老人保健施設サニーホーム 明道 茂

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意見交換会の様子

2018年6月13日更新

みな・みな・ねっと6月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと6月号」を発行しました。

 6月号の第1面は人見浩 副院長の「おしっこのモレ(尿失禁)を自分で改善するには」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「シリーズ 高齢者について 1.高齢者の歩行」、薬局だより「薬は水以外で飲んでよいもの?」、認定看護師コラム「『虫刺され』にご注意?」、レシピ紹介「乳和食で減塩!かぼちゃと茄子のミルク味噌汁」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年6月8日更新

白石市開催 第68回 健康医学セミナーのお知らせ

 総合南東北病院の第68回健康医学セミナーは6月30日(土)午後2時から仙南信用金庫 しんきんホールで開かれます。今回は、須藤晃佑 消化器科科長が「胃癌と大腸癌~早期発見・再発のない治療~」、三井一浩 消化器外科科長が「小さな傷でがんを治す 腹腔鏡手術~大腸癌・胃癌の腹腔鏡手術~」と題して講演します。

 お腹が痛い、便秘・下痢が続く、食欲がない、体重が減っている等という症状でお悩みの方はいませんか?このような症状は、消化器のがんが原因かも知れません。早期に見つかれば治療の選択肢も多く、手術になる場合でも傷の小さい鏡視下手術が可能の場合があります。

今回のセミナーでは、消化器にできるがんの病態や腹腔鏡手術について、わかりやすくお話しします。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年6月6日更新

第67回健康医学セミナーが開催されました

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 第67回健康医学セミナーが5月19日(土)大河原町駅前コミュニティセンター イベントホールで開催され、120名の方が参加しました。今回は水野順一 理事長特別補佐監兼執行本部長 低侵襲脊髄手術センター長が「腰痛と手足のしびれ―健康な人生を送るための知っておきたい知識―」と題して話しました。

 水野先生は、実際の症例を交えながら頚椎椎間板ヘルニアや頚椎後縦靭帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症などの病態や治療法に関して説明しました。特に、治療については顕微鏡・内視鏡手術の動画や術前術後の写真などを示し、詳しく解説しました。

 また、講演前に行われた個別の医療相談会では、事前に申し込み頂いた5名の方が症状等の相談をして、水野先生から一人ひとりアドバイスを受けました。

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医療相談会の様子

 

2018年5月31日更新

献血バスによる献血が行われました

 5月15日(木)当院正面玄関入口で、岩沼市献血推進事業の一環として献血バスによる献血が実施されました。

 今回は一般の方と当院職員合わせて22名(400?献血)の方の協力が得られました。

 皆さんの温かいご協力ありがとうございました。

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2018年5月30日更新

出前ミニ健康講話が行われました

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 5月9日(水)岩沼市の二木西集会所で、「認知症を予防する食事」というテーマで出前ミニ健康講話が行われ、約20名の方が参加されました。今回は、「竹駒長寿会」の皆さんからの依頼で栄養管理課 管理栄養士 曵地望が講師を務めました。

 認知症を予防する食事はバランス良く食べて頂くことが基本であり、主食+主菜+副菜をそろえる大切さを伝えました。また、和食は認知症予防に効果的ですが、たんぱく質や脂質が不足してしまうと低栄養となり、認知機能の低下を早める恐れがあると言われています。講話の中では低栄養チェックと題し、痩せすぎていないかを確認するために体格指数の計算や指輪っかテスト(※1)などを行いました。さらに、10の食品群の頭文字をとった「さあ にぎやか(に)いただく」(※2)を合言葉に、食事のバランスがとれているかの確認を実践しました。

 参加者の皆さんは、実際に指輪っかテストや食事バランスチェックをしたり、話し合いながら確認をしたりと楽しみながら聞いていらっしゃいました。

※1.指輪っかテスト:ふくらはぎの最も太い部分を両手の親指と人差し指で囲んで筋肉量の低下がないか確認する方法。

※2.さあ にぎやか(に)いただく:ロコモチャレンジ!推進協議会が考案した低栄養防止のための合言葉。

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栄養管理課 管理栄養士 曵地望

2018年5月21日更新

第66回健康医学セミナーが開催されました

 第66回健康医学セミナーが4月21日(土)オークプラザ イベントホール(角田市)で開催され、75名の方が参加しました。今回は西村真実 院長代行・脳神経外科部長・脳卒中センター長が「脳外科手術で治る病気―脳動脈瘤・脳腫瘍 その他の疾患―」と題して話しました。

 西村先生は、脳動脈瘤や顔面けいれん・三叉神経痛などの病態や検査、治療について、実際の症例を交えながら解説しました。破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血に関しては、突然死の原因にもなり死亡率は30~40%に上ると示し、「未破裂脳動脈瘤を発見して治療を施し、未然にくも膜下出血を防ぐことが大切です」と話しました。

 講演後には、セミナーで説明された治療法などに関する質問が寄せられ、今回のテーマに対する関心の高さがうかがえました。

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講師の西村真実院長代行

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講演前に行われた医療相談会の様子

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司会を務めた菊地修事務長

 

2018年5月18日更新

医科歯科連携に関する協定を締結しました

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左から遠藤会長、松島院長

 4月17日(火)、総合南東北病院と一般社団法人 岩沼歯科医師会 医科歯科連携に関する協定書調印式が当院2階講堂で行われました。

 この協定は、周術期並びにがん治療においてさらなる安心・安全な医療サービスを地域の皆様に提供することを目的に、医科・歯科が協働して周術期口腔ケアを施行する為の協議を重ね、宮城県内では初めて歯科診療科のない民間病院と地元の歯科医師会との間での医療連携事業が実現したものです。

 式は、遠藤裕三 岩沼歯科医師会会長と松島忠夫 院長が協定書に署名し、次いでご臨席頂いた菊地啓夫 岩沼市長、櫻井雅浩 宮城県塩釜保健所所長、細谷仁憲 一般社団法人宮城県歯科医師会会長よりご祝辞を頂きました。

 なお、本格運用に向けて3月に双方参加の連携シミュレーションを経て、4月から一部歯科診療所の先生方と試行運用を開始しております。今後実績を重ねて7月の本格稼働まで更なる調整を進めて参ります。

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左から菊地市長、櫻井所長、細谷会長

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2018年5月17日更新

献血バスが来院します

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 5月15日(火)午後3時から5時まで、当院の正面玄関前に献血バスが来院します。皆さんの温かいご協力をお願いいたします。

※今回は400mL献血のみとなっております。200mL献血は行いませんので、献血する際はご注意ください。

2018年5月14日更新

大河原町開催 第67回 健康医学セミナーのお知らせ

 総合南東北病院の第67回健康医学セミナーは5月19日(土)午後2時から大河原町駅前コミュニティセンター 2階イベントホールで開かれます。

 腰痛や手足のしびれに悩まされている方はいませんか?高齢の方の場合、頚椎や腰椎の病気が原因の可能性があります。今回は、このような症状の原因や診断、治療についてわかりやすくお話しします。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年5月12日更新

みな・みな・ねっと5月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと5月号」を発行しました。

 5月号の第1面は風間健 脳神経外科科長の「東日本大震災から7年」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「一息つきませんか?…深呼吸のすすめ」、薬局だより「薬を飲むタイミングについて」、認定看護師コラム「脳血管障害とお口の健康について」、レシピ紹介「美容と健康に効果的!アスパラガスのゴマ味噌豚焼き」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年5月11日更新

出前ミニ健康講話が行われました

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 3月31日(土)花釜区交流センター(山元町)で、「認知症と認知症の予防」というテーマで出前ミニ健康講話が行われ、90人の方が参加しました。今回は、花釜区「支援ネットワークゆずりはの会」の皆さんからの依頼で、細矢愛実 認知症看護認定看護師が講師を務めました。

 始めに、細矢看護師は認知症の症状を示す疾患をいくつか挙げ、最も多いタイプのアルツハイマー型認知症に関しては、「加齢に伴い脳内にアミロイドβ蛋白という物質が溜まることが原因と言われ、症状が徐々に進行していく特徴があります」と解説しました。

 次に、認知症で初期に低下する機能の維持・向上の方法について説明しました。体験したことを記憶として思い出す「エピソード記憶機能」は、日記や家計簿の習慣をつけること・単語や文章を暗記することが、また、複数のことを同時に行う時注意を配る「注意分割機能」は、料理や食事をしながら会話をすること・会話をしながら歩くことが効果的であると具体的に話しました。

 講話後には、質問が多く寄せられ今回のテーマに対する関心の高さがうかがえました。

2018年4月23日更新

第65回健康医学セミナーが行われました

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 第65回健康医学セミナーが3月24日(土)当院2階講堂で開催され、121名の方が参加しました。今回は加藤昌昭 神経内科科長が「いろいろなもの忘れについて―もの忘れと上手に付き合うために―」と題して話しました。

 加藤先生は脳の記憶のメカニズムや実際の症例を示しながら、認知症の病態や原因、診断法、加齢による「もの忘れ」との違いについて詳しく解説。認知症は、そうでない方との明確な境目はなく、年単位でゆっくり変化し急速に進行することは基本的にないそうです。検査法に関しても認知症かどうかを決定するはっきりとした境目はなく、進行の程度や治療が可能か、別な疾患の可能性がないか等を判断する目的で行うとのことです。

 また、症状を悪化させる因子として、飲酒やストレス・不安、何もしないでボーっとしていることを挙げ「進行予防のためには、生活環境を良い状態に保つことが大切です」とアドバイスしました。

2018年4月17日更新

南東北在宅支援セミナーを開催します(介護サービス事業所向け)

 介護サービス事業所の皆様を対象とした「南東北在宅支援セミナー」を5月17日(木)13時30分から開催します。このセミナーは、当法人の在宅支援の取組みについて近隣の介護サービス事業所の皆様により深く知って頂くために、毎年開催しております。昨年も多くの方にご参加頂きました。地域の方々を支えている関係者の皆さんと情報交換をして、ネットワーク作りの場としてもご活用ください。

 今回は、第1部が当院医療福祉相談室主任 菊地知憲 医療ソーシャルワーカーによる講演「医療・介護報酬同時改定~入退院支援の視点から~」、第2部が当法人の事業所活動紹介、第3部は意見交換会となっております。ご希望の方には、施設見学会も予定しております。

2018年4月16日更新

新入職員オリエンテーションが行われました

 4月2日(月)~4日(水)の3日間にわたり、新入職員を対象としたオリエンテーションが行われました。

 当院の理念や各部門の説明、入社2年目以降の職員によるパネルディスカッション、イーバックチェアを使用した取扱い講習等が行われ、職員は真剣に取り組んでいました。看護師の菅原さんは「今後部署に配属されたら、同期のつながりを活かして他部署とも連携をとり頑張っていきたい」と目を輝かせ話していました。

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2018年4月13日更新

平成30年度対面式が行われました

 平成30年度対面式が4月2日(月)、当院2階講堂で行われました。

 まず、4月1日付採用の医師5名が松島忠夫院長から辞令を受け取り「医師の病院人としての心得」を唱和した後、それぞれ挨拶を述べました。続いて、職員38名が一人ひとり自己紹介を行った後、病院人・福祉人としての心得を唱和。医療福祉に携わる自覚と責任を誓いました。

 入職した職員に向けて、松島院長は「皆さんが貴重な戦力になることを期待しています。これから、患者さん利用者さんのために頑張ってください」と歓迎の言葉を述べました。また、水野順一理事長特別補佐監兼執行本部長は「院是の『すべては患者さんの為に』を忘れず、当院の一員として誇れる職員になっていただきたいと思います」と鼓舞。人見浩施設長は「早く職場に慣れて新鮮な力を発揮してほしいと思います」と励ましました。

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松島院長から辞令を受ける
片倉脳神経外科顧問

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自己紹介をする新入職員

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歓迎の言葉を述べる松島院長

2018年4月12日更新

平成30年度合同入社式が行われました

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 平成30年度合同入社式が4月1日(日)、一般財団法人脳神経疾患研究所 附属 総合南東北病院(福島県郡山市)のNABEホールで行われました。関連施設全体で515人、そのうち当法人には43人が入社し、医療・福祉人として第一歩を踏み出しました。

 入社式には南東北グループの病院・施設の4月1日付採用職員や役職者等248人が出席し、渡邉貞義副理事長が代表者に辞令を交付後、渡邉一夫理事長が入職した職員に向けて激励の言葉を贈りました。

2018年4月11日更新

角田市開催 第66回 健康医学セミナーのお知らせ

 総合南東北病院の第66回健康医学セミナーは4月21日(土)午後1時からオーク・プラザ イベントホール(角田駅コミュニティプラザ)で開かれます。

 脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血を生じると、50~60%の方が死亡や寝たきりとなります。症状をきたした瘤は極めて破裂しやすい傾向にあり注意が必要です。子供から高齢者まで幅広い年代に発症する脳腫瘍は、頭痛だけでなく顔面や手足のしびれ・麻痺など様々な症状が出現して、日常生活に支障をきたし介護が必要になる方もいます。

 今回のセミナーでは、脳動脈瘤・脳腫瘍を中心に、その治療や検査法に関してわかりやすく解説します。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

 《医療相談会》

 当日は、講演前に個別の医療相談会を実施します。ご希望の方は電話にてお申し込みください。
 (脳疾患に関する内容に限らせて頂きます)

 締切:4月18日(水)まで 定員:5名様(先着順)

 お申込み・お問合せ

 総合南東北病院 〒989-2483 宮城県岩沼市里の杜1丁目2番5号

 TEL 0223-23-3151(担当:総務課 芳賀)【月~土曜日 午前8時30分~午後5時】

2018年4月10日更新

みな・みな・ねっと4月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと4月号」を発行しました。

 4月号の第1面は吉野泰啓 副院長・外科科長の「これからは糖尿病、メタボにならないよう食べ過ぎに注意する時代!」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「リハビリテーション科の紹介」、薬局だより「薬の価格ってどうやってきまるの?」、認定看護師コラム「認知症で起こる行動・心理症状とその対応方法①~妄想~」、レシピ紹介「一口サイズで食べやすい!ベーコンの三色巻き」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年4月6日更新

家族介護教室を開催しました

 平成30年2月10日(土)当院2階講堂で、今年度2回目の家族介護教室を開催し16名の方が参加しました。

 今回は健康運動実践指導者の関本咲子先生が「足元からリフレッシュ!~アロマオイルを使ったフットコンディショニング~」と題して話しました。

 足の裏には踵のがさつきやたこ等、健康に関する様々なサインが出ており、毎日足を触ってその日の体調を確認する大切さや、肩こりなどの不調を整える簡単なマッサージを指導しました。

 参加者からは「マッサージして足が温まった」「自宅でも続けたい」という声が聞かれました。実技後に行われた茶話会では講師に積極的に質問する方が多く、講座内容への関心の高さがうかがえました。

南東北地域包括支援センター 社会福祉士 小沢なつ子

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2018年3月15日更新

糖尿病教室が行われました

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 糖尿病教室が平成30年2月8日(木)午後2時から当院で行われ、8名の方が参加しました。今回は、薬局の澤田栞薬剤師が「糖尿病のくすりを知ろう!」と題して治療薬の種類や注意点について話しました。

 澤田さんはインスリン療法を必要とするケースをいくつか挙げ、製剤の吸収速度に関しては、腹部が一番速く、以下、上腕、おしり、太ももの順に遅くなると指摘。「通常は吸収が速くて安定している腹部にするのが最適です。同じ場所に注射し続けると、その部分が固くなることもあるため、少しずつ(1cmほど)ずらして注射するようにしましょう」とアドバイスしました。

 また、経口血糖降下剤に関して、血糖値を下げるまでの作用別に紹介した後、シックデイ時の対応法についても説明しました。温かくして安静にする、食事や水分、電解質をできるだけ摂取するなどの具体的なポイントが提示され、「症状(血糖値など)をこまめにチェックし、早めにかかりつけの病院を受診しましょう。かかりつけ以外の病院を受診する場合には、経口薬やインスリンの種類・量、糖尿病の治療内容などを医師に伝えることが大切です」と話しました。

2018年3月12日更新

みな・みな・ねっと3月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと3月号」を発行しました。

 3月号の第1面は整形外科 金内洋一先生の「整形外科の中にはこんな病気もあります!」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「肩の痛みについて Part2」、薬局だより「おくすり手帳を活用しよう」、認定看護師コラム「帯状疱疹について」、レシピ紹介「さやえんどうと玉ねぎの卵とじ」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年3月6日更新

第63回健康医学セミナーが行われました

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 第63回健康医学セミナーが平成30年1月30日(火)当院2階講堂で開催され、60名の方が参加しました。今回は武蔵美保 循環器科医長が「知っていて安心!冬の心臓病から身を守る」と題して話しました。

 日本人の死因第2位である心疾患。その中で最も多いのは心不全で、原因は高血圧や心筋症、不整脈など様々あるそうです。過労やストレス、風邪、塩分・水分の摂りすぎなどで再発することがあるため、自己管理として、体重やむくみの有無をチェックしたり十分な睡眠と休養をとることが大切とのことです。

 また、心不全に次いで多い虚血性心疾患は、基本的には狭心症と心筋梗塞にわかれるそうです。心筋梗塞は冠動脈の閉塞により、その血流域の心筋が壊死に陥った状態で、発症した瞬間に死に至る場合もあるため、心筋梗塞の前駆状態である狭心症の段階で治療する事が望まれるそうです。危険因子には、脂質異常症や高血圧、喫煙などが挙げられました。

 さらに、武蔵先生は高血圧のメカニズムや血圧を測る際の注意点、そして心臓ドックに関して説明し、参加者の皆さんはメモを取りながら熱心に話を聴いていました。

 終了後は家庭での血圧測定法や飲酒量に関する質問が寄せられ、武蔵先生は一人ひとりへ丁寧に回答しました。

2018年3月5日更新

第65回 健康医学セミナー開催のお知らせ

 総合南東北病院の第65回健康医学セミナーは3月24日(土)午後1時から当院2階講堂で開かれます。今回は、総合南東北病院の加藤昌昭 神経内科科長が「いろいろなもの忘れについて―もの忘れと上手に付き合うために―」と題して講演します。

 誰でも年齢とともに、新しいことを覚えるのが困難になったり、なかなか思い出せなかったりしますが、認知症は、このような加齢に伴うもの忘れとは異なります。

 体験したこと自体を忘れてしまう、もの忘れの自覚がない、身近なありふれたものの名前を忘れてしまう、日付がわからない等の症状がある場合は認知症の可能性があり、専門医の診断が必要となります。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年3月3日更新

ミニ健康講話が行われました

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 1月25日(木)午後2時から、当院中央棟1階売店前でミニ健康講話が行われました。

 1題目は「インフルエンザの薬について」と題して、薬局 栁原 麻美さんが話しました。

 インフルエンザの薬は風邪で処方される抗菌薬とは違い、増殖を防ぐ薬になります。そのため解熱後すぐに内服を止めることは危険で、生き残ったウイルスが増えて症状が悪化してしまうことがあります。他に、インフルエンザに罹った際に処方されるタミフル、吸入薬のイナビルなどの特徴や使用上の注意点について説明がありました。

 2題目は「チョコレートと健康」と題して、(株)明治の利光 保則さんが話しました。チョコレートには赤ワインの4倍のポリフェノールが含まれており、血圧の低下や認知症予防、ストレス軽減の効果が期待できます。また、カカオプロテインという成分も含まれており、便のかさ増し作用と整腸作用による便通改善の効果があると言われています。最後に、利光さんは「チョコレートには健康に良い成分が多く含まれています。1日25gを目安においしく食べて下さい」と締めくくりました。

 講話終了後、個別に講師へ質問する方も多く、関心の高さがうかがえました。

2018年2月28日更新

初参加!竹駒神社どんと祭裸参り

 竹駒神社どんと祭裸参り(主催 岩沼市商工会青年部)が1月14日(日)に行われ、当法人も初参加しました。

 参加希望者を募って集まった20代~40代のやる気に満ち溢れた男性職員15名は、職員から活躍に期待を込めた激励の言葉を送られて当日を迎えました。さらし姿となり、口に含み紙をくわえ、寒さに耐えながら1時間ほど市内の商店街などを練り歩いた後、竹駒神社へ到着。御神火にあたり今年一年の無病息災などを祈願しました。参加した南東北相談支援センターの南部圭介さんは「初めて参加しましたが、とても寒かったです。無事に竹駒神社にたどり着き今年一年の無病息災を願いました。一番寒い時期にこういった伝統行事に参加できたことはとても良い経験になりました。また来年も参加し、職員との親睦を深めながら地域を盛り上げていきたいと思います」と話しています。

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御神火にしめ縄を投げ入れる職員

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2018年2月7日更新

みな・みな・ねっと2月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと2月号」を発行しました。

 2月号の第1面は板橋英教 外科医長の「虫垂炎について」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「肩の痛みについて」、薬局だより「ポリファーマシーについて」、認定看護師コラム「がん治療と医療費の話」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年2月6日更新

糖尿病教室が行われました

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 糖尿病教室が1月11日(木)午後2時から行われ、17名の方が参加しました。今回は、リハビリテーション科 佐々木美恵理学療法士が「自宅でもできる糖尿病に対する運動療法」というテーマで話しました。

 まず、糖尿病の病態や合併症、治療法、運動の効果について講義がありました。治療法は食事療法・運動療法・薬物療法の3つで、これらをバランスよく実施することで血糖値が安定するとのことです。

 運動には「レジスタンス運動」(腕立て伏せ、スクワットなど)と「有酸素運動」(歩行やジョギング、水泳など)の2種類あり、組み合わせて行うことで、より血糖コントロール状態が改善されるため効果的とのことでした。

 講義後は、入念にストレッチをしてから、スクワットや踵上げ、膝伸ばしなど10種類のレジスタンス運動を行いました。腹筋に関しては、仰向けになり上体を起こすというイメージがありましたが、立ち姿勢や座ったままでも鍛えられる運動があることに驚きました。ちょっとした空き時間で気軽に行えそうですね。

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ストレッチ

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スクワット

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腹筋運動

 最後に、佐々木さんは「ご自身の血糖値やその日の体調を把握し、無理のない範囲で運動を行いましょう。運動は継続が大事です。日常生活の中から工夫し、まずは軽い運動からはじめてみましょう」と呼びかけました。

2018年2月2日更新

病院探検ツアーが行われました

 病院探検ツアーが12月27日(水)に行われ、小学校3年生から6年生までの合計5名が参加しました。

 今回は放射線科を探検しました。まず、初めに太田運良主任が当院で使用しているMRIなどの機器について説明しました。次に、撮影画像を見ながら、体のどこの部分かを当てるクイズを行いました。子どもたちは普段見ることのない体内部の写真を見て驚いていました。最後に、PETセンターに移動して特殊な検査薬を使用しがんを発見するPET-CT装置を見学しました。

 皆さんは普段見ることのない機器に触れることで、病院における放射線科の重要性について学ぶことができたようです。

2018年1月30日更新

市民公開講座のお知らせ

 市民公開講座(一般社団法人 岩沼市医師会 主催、社会医療法人 将道会 総合南東北病院 後援)が2月7日(水)午後3時から当院2階講堂で開かれ、当院の吉野泰啓 副院長・外科科長が「増えている大腸がん~その予防と治療法~」と題して講演します。

 日本人の死亡原因第1位は、がん。なかでも、大腸がんによる死亡数は上昇傾向にあり、女性は第1位、男性は第3位となっています。

 しかし、大腸がんは早期発見、早期治療ができれば完治することも可能です。

 次のチェックに3項目以上該当すれば、発症のリスクが高くなります。

□ 下痢もしくは便秘を繰り返している

□ 時々黒っぽい便又は血便がでる

□ 家族に大腸がんの既往歴がある

□ タバコを吸っている

□ 魚より肉類が好きでよく食べる

 大腸がんの病態や治療、予防法等についてわかりやすくお話しします。上記のチェックに該当する方もぜひご参加ください。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年1月24日更新

みな・みな・ねっと1月号を発行しました

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 当院の広報誌「みな・みな・ねっと1月号」を発行しました。

 1月号の第1面は渡邉一夫 理事長の「新年のご挨拶」を掲載しています。その他、ワンポイントリハビリ「日常生活のひと工夫 part2~正しい靴の選び方~」、薬局だより「インフルエンザの治療薬について」、認定看護師コラム「冬に多い病気」、レシピ紹介「良質なたんぱく質が豊富!豆腐とトマト缶の炒め物」などの内容です。ぜひご覧ください。

 広報誌は院内各所に設置しております。また、こちらからもご覧頂けます。

2018年1月22日更新

第63回 健康医学セミナー開催のお知らせ

 総合南東北病院の第63回健康医学セミナーは1月30日(火)午後2時から当院2階講堂で開かれます。今回は、総合南東北病院の武蔵美保 循環器科医長が「知っていて安心!冬の心臓病から身を守る」と題して講演します。

 身体の変調が多くなりがちな冬。風邪の予防等も大切ですが、寒くなる冬こそ気をつけたいのが心臓の病気です。

 厚生労働省の統計によると、心臓病で亡くなる方は12~3月に集中しており、心臓が弱い方や、血圧の高い方など、身近な家族が心臓発作に見舞われるかもしれません。

 今回のセミナーでは、冬場に発作を起こすことの多い心臓病について詳しくお話しします。

 事前予約不要。入場無料です。お気軽にご参加ください。

2018年1月16日更新

第62回健康医学セミナーが開催されました

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 第62回健康医学セミナーが12月16日(土)午後1時から当院2階講堂で開催され、41名の方が参加しました。

 第1部では座安清 呼吸器科科長が「この冬のインフルエンザの傾向について」と題して講演しました。はじめに、都道府県別の感染状況や警報・注意報が出ている地域の最新情報に関して、地図を用いて詳しく解説しました。宮城県は昨年と比較して若干感染者数が多く、注意報も発令されているとのことです。また、実際の症例を交えながら、具体的な感染経路をいくつか挙げました。座安先生は「インフルエンザの感染経路は主に飛沫感染です。感染防止には1.5~2mの距離をとることが重要のため、マスクの着用はもちろんですが、流行時には不要不急の外出はしないようにしましょう」と呼びかけました。

 続く、第2部では感染防止対策室の佐々木みゆき 院内感染管理者・看護師長が「インフルエンザとRSウィルスについて」と題して講演し、それぞれの症状の特徴や予防法について解説しました。インフルエンザは急激に発熱し、筋肉痛などの全身症状が現れることが特徴とのことです。受診のタイミングは、あまり早いと検査で陽性にならず治療が開始できないため、発熱後8時間経過してから受診すると良いそうです。ただし、呼吸困難や嘔吐、下痢などの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診し治療を受ける必要があるとのことでした。

 また、RSウィルスは小児だけに感染するものではなく、免疫の弱まった高齢の方や、糖尿病・喘息・肺気腫など持病のある方に発症し重症化する場合があるそうです。飛沫感染と接触感染で広がりを見せるため、正しいマスクの着用や手洗い・うがいでの予防が大切とのことです。

 講演後にはそれぞれの講師へ多くの質問が寄せられ、感染予防に対する関心の高さがうかがえました。

2018年1月12日更新

冬休み医療体験が行われました

 冬休み医療体験が12月26日(火)当院2階講堂で行われ、県内の中高生5名が参加しました。このイベントは、近隣の中学生・高校生を対象に病院の仕事を知ってもらいたい、将来の進路の選択に役立ててほしいと春休みや冬休みなどの長期休み期間に開催しており、今回で7回目になります。

 会場には、縫合体験や電気メス体験、ラパロ体験など5つのコーナーが設けられました。参加者の皆さんは外科・麻酔科の医師と手術室の看護師からレクチャーを受け、それぞれの体験を楽しみながら学びました。

 看護師を目指している枡田屋さんは「たくさんの方に上手と声を掛けて頂きとても嬉しかったです。外科系の体験が多くできて興味がわきました。また機会があれば参加したいと思います」と感想を話していました。

 次回は春休み期間に実施を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしております。(※病院内掲示等で随時お知らせいたします。)

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体験前のオリエンテーション

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医師や看護師に手伝ってもらいながら手術着に着替えました

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皮膚パッドを使用した縫合体験

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電気メス体験

鶏肉を電気メスで切り、中に詰めてあるものを取り出しました

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ラパロ体験

内視鏡を使用し、鉗子でピンを移動

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医療用の人形を使用し、気道を確保

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模擬血管を使用した採血体験

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点滴のラインを組み立てて接続

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記念に一枚!にっこり笑顔

2018年1月10日更新

看護講座が行われました

 ノロウィルス等による感染性胃腸炎が猛威をふるう季節となりましたが、当院の「看護講座」が12月12日(火)1階売店前で行われ、看護師長らが中心となり、家庭にあるもので出来るノロウイルス正しい吐物処理の仕方について話しました。

 院内感染管理者の佐々木看護師長が、吐物に見立てた液体で処理を実演しました。マスクやエプロンの着用方法や吐物が広がらない工夫など細かなポイントを指摘しました。次に、佐藤看護主任と三浦看護副主任が、大きめのビニール袋で処理用エプロンの作り方を実演。エプロン紐は前で結ぶと、ほどく際に汚れに触れる可能性が高いため、後ろで結ぶことが大切とのことです。終了後には多くの質問が寄せられ感染予防に対する関心の高さがうかがえました。

 佐々木看護師長は「ノロウィルスの吐物処理は感染の恐れがありテクニックが必要です。今回の講座を感染予防に役立てて頂ければと思います」と話していました。

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参加者の皆さんや外来患者さんへ、ビニールエプロンやマスクなど吐物処理に役立つセットが配布されました

2018年1月9日更新

あけましておめでとうございます

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 謹んで新年のご挨拶を申し上げますとともに、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

 2018年も院内の様々な情報をお届けして参りますので、よろしくお願い致します。

 

2018年1月1日更新

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