【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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診療受付時間(月~土 8:30)休診日(日・祝・年末年始12/30-1/2)

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広報誌「みな・みな・ねっと」

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薬局だより

保湿剤について

薬局 薬剤師 武田 真由美

 保湿剤の種類

 塗り薬は基剤・有効成分・添加物が組み合わさっています。

基剤(ベースの部分)の違い

・軟膏…保湿力が高く皮膚を保護します。刺激が少なく、傷があるところやひび割れにも使用できます。べたつきやすいのがデメリットです。

・クリーム…軟膏よりもべたつきが少なく、伸ばしやすいため皮膚へ浸透しやすいです。軟膏に比べると刺激があるため、水疱・びらん(皮膚や粘膜の表皮が欠損しただれている状態)などには適しません。

・ローション…さらっとした塗り心地です。頭皮にも使いやすいです。アルコールが含まれており、刺激があるため傷があるところには適しません。

 他には泡状やスプレータイプのものも登場しており、それらは広範囲に伸ばしやすいという利点があります。

有効成分の違い

・ビタミン…例えばしもやけの治療に使う塗り薬にはビタミンE製剤が配合されています。血行をよくして症状を改善します。角化した肌に使用する塗り薬では、ビタミンAが配合されている製剤もあります。

・尿素…角質をやわらかくします。

・ヘパリン類似物質…刺激が少なく、お顔にも使用できます。

 使用量の目安

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 軟膏・クリームは人差し指の先端から1つ目の関節まで、ローションは1円玉大で手のひら2枚分の面積に塗れます。

保湿剤を塗ったあと、ティッシュ1枚が皮膚にくっついて落ちないくらいが目安とも言われます。少なすぎても多すぎても十分に効果を発揮しません。

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