ワンポイントリハビリ
腰痛体操で予防しようpart2~座ってできる腰痛体操~
リハビリテーション科 作業療法士 堀 萌絵
前回は、座ってできる腰痛体操について説明しました。今回は寝てできる腰痛体操についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※この運動で痛みが増す時は速やかに中止し、医師・リハビリスタッフなどにご相談ください。
○お尻上げ運動(腰回りの筋力強化)
・息を吐きながらお尻を5秒間持ち上げましょう。
・身体と足が平行になるところまでお尻を持ち上げましょう。
・足や太ももではなく、お尻に力を入れましょう。
・20回を目標に行いましょう。
○太ももの裏のストレッチ
(股関節が硬いと腰痛の要因となります)
・息を吐きながら、片足を抱えて膝を肩に近づけるようにして、20秒間止めてください。次に、もう片方の足を同じようにしてください。
・お腹の力を抜いて、お尻や腰が伸びるようにしましょう。
○背骨のストレッチ(背骨の硬さを改善します)
・大きく息を吸いながら背中を丸めましょう。
・息を吐きながら背中を反るようにしましょう。
・腰はあまり動かさずに胸の部分をしっかり動かしましょう。これを10回繰り返しましょう。