【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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広報誌「みな・みな・ねっと」

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認定看護師コラム

感染症対策と手荒れ

感染管理認定看護師 熊谷 亜希

 新型コロナウイルスの感染症対策として行われている「手洗い」「アルコール消毒」。

 4月には緊急事態宣言も出ており、普段より実施する頻度が増えていると思います。そんな中で、「手荒れ」について悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?消毒薬の使用はもちろん、抗菌作用のある石けんを使用して何度も手洗いをすれば肌の油分は減り手荒れが起こりやすくなります。手荒れが起こると自分自身が不快感を覚えるだけでなく、手の傷から入り込んだ細菌を他者へ移してしまう事もあります。

 しかし手荒れを防ぎたいからといって、手洗いや消毒の頻度を減らすのは避けるべきです。現在習慣化されている手洗い、アルコール消毒に加え、ハンドクリームによる手の保湿ケアを並行して行う事が重要です。

 手荒れを予防するためには、「刺激から肌を守る保護」と「乾燥によるバリアの低下を防ぐ保湿」の2つを徹底して行うことが大切です。そこでおすすめしたいのが、仕事前の保護と、消毒後の簡単な保湿です。

 忙しい仕事中に、時間を取ってケアをするのは難しいです。時間のある就寝時や出勤前の早朝に、保護効果の高い油分を含んだワセリンなどを使ってケアを行ってみましょう。就寝中はハンドケアに最適の時間と言われています。出勤前の朝は、ハンドクリームを厚めに塗って保護をしましょう。ただし、香りの強いものは服や髪ににおいが移ってしまうことがあるため、避けたほうがよいでしょう。また、仕事中には、無香の保湿ローションを持ち歩き、消毒をするたびに、ローションを使ってうるおいを与えましょう。ただし、すり込むようにこすりすぎると肌に負担をかけてしまうので、たっぷりの水分を手にのせたら、軽くたたくようにしてなじませるのがポイントです。

 まだ続きそうな新型コロナウイルス感染症対策。手洗いや消毒による手荒れを防ぐには、ハンドクリームによる保湿ケアが欠かせません。つい後回しにしてしまう保湿ですがこの機会に習慣化していきましょう。

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