レシピ紹介
ちまき風 中華たけのこご飯
栄養管理課 管理栄養士 渡辺 莉帆
5日5日は端午の節句。江戸時代以降の慣習として、男の子の成長を願う大切な行事となっています。東日本で端午の節句に食べる物といえば「柏餅」ですが、西日本では「粽(ちまき)」を食べる文化があります。「柏餅」「粽」以外にも、端午の節句に食べると縁起が良い食材として、蓮根(先が見通せる良い人生を送れるように)、鰹(勝男に通じる)、筍(スクスク育つように)、海老(腰が曲がるまで長生きできるように)などがあります。今回は縁起の良い食材の「筍」を使った、ちまき風中華たけのこご飯をご紹介しました。もち米を加える場合は2合の内、1/4合をもち米にするともちもちした食感に仕上がります。
筍は、ゴボウや大根などの根菜と同じくらい食物繊維の多い野菜です。筍に含まれる食物繊維の多くは不溶性食物繊維で、便秘解消や発がん性物質などの腸内の有害物質を体外に出す働きをしてくれます。縁起も良く、健康にも良い筍を、旬の時期に是非食べてみてはいかがでしょうか?
作り方
① たけのこ、人参、水で戻した干し椎茸を食べやすい大きさに切る。
② ①の具材と豚ひき肉と★を鍋に入れ、弱~中火で10分くらい煮て、冷ます。
③ お米を研ぐ。
④ ③に酒、塩、②の煮汁を入れてから、2合の目盛りまで水を入れる。
⑤ ④をひと混ぜしてから、②の具材をお米の上に乗せて炊飯する。
1人分栄養価
エネルギー380kcal、塩分0.9g