レシピ紹介
さわらのゴマ風味焼き
栄養管理課 管理栄養士 戸田 友里
さわらは回遊魚のため、地域によって旬が異なります。関西では春から初夏にかけて瀬戸内海へ産卵にやってくるさわらが旬ですが、関東では産卵期前の12月から2月の「寒鰆」が旬になります。漢字では「鰆」と書きますが、俳句の世界では関西の食文化が元になり、春の季語になっています。
栄養面についてですが、さわらはたんぱく質や鉄分を多く含みます。また、カルシウムの吸収を促進する効果があるビタミンDの含有量が多く、骨の健康維持に役立ちます。
身がやわらかく、煮崩れしやすいため、焼き魚やフライに向いている魚です。脂がのった寒鰆は、刺身やマリネにするとおいしくいただけます。
作り方
① ★の調味料を合わせ、さわらを30分漬け込みます。
② さわらを焼く直前にごまをふり、フライパンで焼きます。焦げやすいため火加減に注意し、片面7~10分ずつ焼きます。焼き上がってからさらにごまをかけると風味が増します。
1人分栄養価
エネルギー:140kcal 塩分:1.5g