レシピ紹介
3種きのこのポン酢ソテー
栄養管理課 管理栄養士 久田 和香
ほとんどの種類が秋に旬を迎えるきのこは、芳醇な香りで味も良く、食卓で重宝されることかと思います。日本人がきのこを食べ始めたのは、約2千年前からという諸説もあるほど、歴史の深い食材と言われています。今でこそ手軽に購入できるものの、当時椎茸などは高級品とされており、正月などのハレの日にしか味わえない貴重な食材であったとされています。きのこは栄養価が高く、またその効果や効能が優れている食材です。食物繊維が豊富に含まれているので、便秘の改善、がん等の生活習慣病の予防にも役立ちます。また、疲労回復作用のあるビタミンB群・カルシウムの吸収を高めて骨や歯を強くし骨粗鬆症予防にも効果のあるビタミンDなどのビタミン類も豊富に含まれているのです。季節の変わり目でもある時期、体調を整えるためにも旬の美味しいきのこを積極的に食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
作り方
① えのきは石突を切り落とし2等分に切ってほぐす。
② エリンギは約4cmの短冊切りにする。
③ まいたけはほぐし小分けにする。
④ フライパンにバターを入れ弱火で溶かし、①~③を加えてバターを絡める。
⑤ ④に酒を加えて蓋をして中火で蒸し焼きにする。
⑥ ⑤の具材がしんなりしてきたら蓋を取って水分を飛ばす。
⑦ ⑥に、ポン酢・塩こしょうを加えて味を整える。
⑧ 青ネギを刻んで盛り付ける。
1人分栄養価
エネルギー95kcal、塩分1.3g