レシピ紹介
ピーマン&パプリカオムレツ
栄養管理課 管理栄養士 久田 和香
ナス科のピーマンは唐辛子の仲間で、コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、香辛料として広まりました。日本には16世紀にポルトガル人により伝来されたと言われています。近頃はスーパーなどでも様々な色や形のピーマンを目にするようになりましたね。ピーマンは栄養価が高く、その効果や効能が優れている野菜なのです。ビタミンA、C、Eが豊富で、ビタミンCはレモンの2倍、トマトの約5倍はあると言われています。これらのビタミンは加熱調理しても栄養価が消失しにくいのが特徴です。加熱により匂いや苦味がやわらぎ、目の疲れを癒したり免疫力を高めるカロテンの吸収率もアップします。また苦味成分である「クエルシトリン」には高血圧抑制や利尿作用、便秘改善などの効果があります。梅雨の時期、体調を整えるためにも旬の美味しい野菜を積極的に食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
作り方
① ピーマンとパプリカを半分に切り、ヘタと種を取り除く。
② ブロッコリーとベーコンを細かく切る。
③ ボウルに②とAを入れて混ぜる。
④ ①に③を詰めて、焼き加減を見ながらトースターで10分程焼く。
⑤ 食べやすい大きさに切り、器に盛りつける。
1人分栄養価
エネルギー:350kcal、塩分:1.2g