【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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診療受付時間(月~土 8:30)休診日(日・祝・年末年始12/30-1/2)

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広報誌「みな・みな・ねっと」

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認定看護師コラム

脳卒中看護と早期離床

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 澤邉 晃永

 脳卒中を発症すると意識障害や上肢・下肢に麻痺をきたすことがあります。また、意識はあっても診療上、ベッド上で安静をとることが必要な場合もあります。意識障害が遷延したり、過度な安静で活動ができない状態が継続すると肺炎や深部静脈血栓症、廃用性筋委縮などを合併してしまう可能性があります。脳卒中治療ガイドライン2015には「不動・廃用症候群を予防し、早期の日常生活動作(ADL)向上と社会復帰を図るために、十分なリスク管理のもとにできるだけ発症後早期から積極的なリハビリテーションを行うことが強く勧められる。(グレードA)その内容には、早期座位、立位、装具を用いた早期歩行訓練、摂食・嚥下訓練、セルフケア訓練が含まれる」とあります。

 開始時期に関しては明確に定められてはいないものの医学的に可能なら発症から24~48時間以内に寝返り、座位、セルフケアなどの自動運動を開始すると良いとも言われています。

 また、エビデンスレベルは低いものの、病型別に離床時期を決定するのではなく、重症度などを考慮して個別に行うことを考えても良い(グレードC1)とされ臨床現場の柔軟な対応が重要です。

 我々看護師は、他職種と協働して対象となる患者さんの急性期や回復期、維持期それぞれの合併症などのリスクを考慮しながら、より良い回復を目指して看護を実践することが重要な役割の一つとなっています。

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