レシピ紹介
新玉ねぎと桜エビの炒め物
栄養管理課 管理栄養士 曵地 望
この時期しか食べることのできない新玉ねぎには、通年流通している玉ねぎとは異なる特徴があります。
通年見かける玉ねぎは日持ちを良くするために少し乾燥してから出荷されるのに対し、新玉ねぎは収穫してすぐに出荷されるために、みずみずしく生で食べたりさっと炒めたりしても辛味が弱く食べやすいです。
また、玉ねぎ特有の辛味のもとである硫化アリルは火に弱いため、生でも食べやすい新玉ねぎで摂りやすい傾向にあります。硫化アリルは、血液をサラサラにしてくれる効果や、ビタミンB?の吸収を助けてくれる効果があるため、豚肉料理やカツオ料理などと食べると効果が高くなります。
料理を上手に組み合わせて、硫化アリルの効果を活かしましょう。
作り方
①新玉ねぎは1cm幅のくし形に切る。アスパラガスは1cm幅の斜め切りにして、軽く茹でて流水で冷やす。
②桜エビは油をひかずにフライパンに入れ、軽くからいりして取り出す。
③フライパンにサラダ油を熱し、新玉ねぎをさっと炒めて酒をふる。
④新玉ねぎが半透明になったら、桜エビとアスパラガスを加えて炒め合わせる。
⑤塩、こしょうで味を調える。
1人分栄養価
エネルギー:108kcal 塩分:1.1g