レシピ紹介
黒豆ご飯
管理栄養士 戸田 友里
黒豆は縁起物としてお節料理に入っていますが、黒豆の黒色は、魔除けの色・邪気を払う色とされています。関西では、しわが寄らないようにふっくらと仕上げ、関東では、しわができるように仕上げて、「しわがよるまで長生きできますように」と言う思いを込めているそうです。
黒豆は「アントシアニン」と言う成分が多く含まれ、抗酸化作用を持っています。免疫力を高めたり、老化予防の効果が期待されています。また、ビタミンB?やビタミンEも含まれているため、疲労や肌荒れにも良い食材です。
黒豆ご飯は、黒豆を炒ることで香ばしくなります。お湯で蒸らす工程を省いても仕上がりますが、蒸らすことでお米がきれいな濃いピンク色に染まります。
作り方
①お米は、といでから通常の水加減で炊飯器に入れて吸水しておきます。
②黒豆をフライパンで10分ほど乾煎りします。(弱火で皮が割れる程度まで)
③熱湯250㏄に黒豆を加え、10分以上蒸らします。
④③を汁ごと①に入れ、少し混ぜてから炊飯します。(お好みでゴマ塩をかけても美味しく食べられます)
1人分栄養価
エネルギー:253kcal