レシピ紹介
大分県の郷土料理 こねり
栄養管理課 管理栄養士 戸田 友里
「こねり」とは、大分県の郷土料理です。夏野菜を炒め、味付けした後に小麦粉を加えて仕上げる料理です。それぞれの家庭によって、味付けや使用する具材が変わるそうです。
暑い夏の農作業を行う時、腹持ちが良く、畑でたくさん収穫できる野菜を手軽に食べるために伝えられてきた郷土料理と言うことです。
にがうりを入れて作る料理が正式ですが、お好きな方は、にがうりを加えて本場の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。にがうりの苦味と小麦粉のこってりとした粘りが後を引くおいしさです。
ナスの紫色は、ナスニンと呼ばれる色素で、ポリフェノールの一種です。ナスニンには抗酸化作用があり、コレステロールを下げ、動脈硬化を防ぐ働きがあります。
作り方
①ナスは5mm幅の半月切りにし、水にさらしておく。ピーマンは細切りにする。
②器に☆をあわせてこねておく。
③フライパンに油を熱し、いりこと水を切ったナスを入れて炒める。
④さらにピーマンも入れ、しんなりするまで炒める。
⑤野菜に火が通ったら、弱火にして、2で練った☆を入れる。
⑥粉に火が通り、ペースト状になったら出来上がり。
1人分栄養価
エネルギー:40kcal 塩分:0.6g