レシピ紹介
仙台雪菜の煮浸し
栄養管理課 管理栄養士 佐藤 香織
仙台雪菜は宮城県の伝統野菜の一つで、12~2月が旬です。冬の厳しい寒さに耐えることで、甘味が増します。甘さと程よいほろ苦さが特徴で、お浸し以外にも、味噌汁や炒め物など幅広い料理に合う野菜です。仙台雪菜には、カルシウムや皮膚の健康維持に効果があるビタミンAが豊富に含まれています。
「雪菜」と呼ばれている野菜には、仙台雪菜の他にもいくつか品種があります。ちぢみ雪菜は仙台雪菜よりも小ぶりで葉が縮れています。また山形県の伝統野菜の雪菜は、雪の中で育つ珍しい野菜で、見た目は白く、葉は黄緑色をしています。それぞれの雪菜を食べ比べてみるのも面白いと思います。
作り方
①仙台雪菜は3cmの長さに切り、茎と葉に分けておく。
②油揚げは仙台雪菜と同じ大きさに切る。
③鍋に★を合わせ、一度沸かす。
④油揚げと茎を鍋に入れて煮る。茎に火が通ったら葉を加え、2分ほど煮て味をなじませる。
⑤皿に盛付け、お好みで柚子皮の千切りを散らす。
1人分栄養価
エネルギー:53kcal 塩分:0.8g