【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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広報誌「みな・みな・ねっと」

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薬局だより

脂質異常症治療薬について

薬局 薬剤師 佐藤 夏美

 脂質異常症治療薬には、主にLDLコレステロールを下げる薬と中性脂肪を下げる薬があります。代表的な分類は以下の通りです。

HMG-CoA還元酵素阻害薬

 リピトール(アトルバスタチン)・リバロ(ピタバスタチン)等肝臓でのコレステロールの生産を抑え、またLDLの受け皿を増やすことで、血液中のLDLコレステロールを減らします。コレステロール低下作用は強力です。

フィブラート系薬剤

 ベザトールSR(ベザフィブラート)・リピディル(フェノフィブラート)等肝臓での中性脂肪の生産を抑え、胆汁へのコレステロール排泄を増加させるので、肝臓や血中の中性脂肪やコレステロールが減少します。

副作用について

 上記の分類での副作用に「横紋筋融解症」があります。骨格筋の融解・壊死により筋細胞成分が血液中へ流出してしまいます。自覚症状としては四肢の脱力や痛み、赤色尿等があります。この様な症状が現れた場合でも、原因の薬を中止し、早期の治療によって症状は改善しますので、必ず医師や薬剤師に相談してください。

 薬を数ヶ月服用しても、目標値まで下がらない場合には、薬の変更や増量が検討され、数種類の薬を併用して服用することもあります。薬の効果をしっかりと出すために、また副作用を防ぐためにも、医師や薬剤師の指示通りに服用することが大切です。

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