健診ナビ
お酒の量を気にしていますか?
看護部 保健師 境 ひとみ
暑い季節になってくると、仕事終わりなどにビールが飲みたくなる方も多いのではないでしょうか。酒は百薬の長と言われ、血行の改善やストレスの緩和など健康面でのメリットがあります。しかし、それはあくまでも適量であればの話です。飲みすぎは肝機能の異常や生活習慣病を引き起こします。厚生労働省では節度ある適度な飲酒は、休肝日を2日設け、1日平均純アルコールで20グラム程度の飲酒としています。更に、女性や高齢者の方へはこれよりも少ない量を推奨しています。
飲酒量のめやす
ビール
500mL
(中瓶1本)
200kcal
日本酒
1合
(180mL)
193kcal
ウィスキー
ダブル1杯
(60mL)
142kcal
焼酎
0.5合
(90mL)
131kcal
ワイン
グラス2杯
(200mL)
146kcal
アルコールはカロリーが高く、肥満の原因にもなります。薄着になったこの季節、健康だけでなく体型の気になる方も飲酒の量を見直してみてはいかがでしょうか。