レシピ紹介
さつま芋もち
栄養管理課 管理栄養士 戸田 友里
さつま芋には食物繊維やカロチンが多く含まれています。アクの成分である、クロロゲン酸とタンニンには、抗酸化作用や殺菌効果があります。切り口から出てくる白い液体は「ヤラピン」と言う栄養成分で、腸の働きを整える作用があると言われています。
さつま芋は、時間をかけてじっくり加熱すると、甘味が増してきます。これは、さつま芋に含まれる「アミラーゼ」と言う酵素によって、でんぷんが麦芽糖に変わるためです。
今回は、さつま芋を使って「いももち」を作りましたが、じゃがいもやかぼちゃを使っても、同じように作ることができます。
作り方
①さつま芋はよく洗い、皮をむいて1cm角に切る。
②ボウルに①を入れ、水30mlを加え、ラップをかけて電子レンジで6分加熱する。
③②をよくつぶし、チーズ・片栗粉・牛乳を加える。
④8等分し、好みの形に形成し(厚さは1cm)、表面にゴマを飾り付けする。
⑤フライパンを中火で温め、④を両面焼く。
⑥一度火を止め、たれを加える。両面にたれを絡ませたら出来上がり。
1人分栄養価
エネルギー:60kcal 塩分:0.3g