医療用語 Q&A
みなみちゃんがお答えします!
みなさん、こんにちは!看護師の南(みなみ) なみです。
このコーナーでは「よく耳にするけれど意味がわからない」という医療用語について解説します。一緒に勉強しましょう。
今回の医療用語 ⇒
言語聴覚士(ST)
言語聴覚士(略してST/Speech-Language-Hearing Therapist)とは
→言語聴覚療法を行う医療職の国家資格のひとつです。
脳卒中や頭部外傷により脳が損傷を受けると、その損傷部位によって「失語症」や「構音障害」、「高次脳機能障害」、「摂食・嚥下機能障害」といった後遺症が生じる場合があります。そのような方々の社会復帰をお手伝いし、自分らしい生活ができるよう支援するのが言語聴覚士の仕事です。問題は多岐にわたり、そのような問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施します。さらに、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行っています。また、嚥下訓練なども行います。
●総合南東北病院では・・・
当院では現在6名の言語聴覚士が支援を行っています。