健診ナビ
健康診断でわかること②
健診センター 看護師 佐藤 史穂
蒸し暑い日が続いていますが、みなさん夏バテしていませんか?今回は健康診断時に必ず行われる問診についてお話します。
問診は、本人や家族の病歴、現在の病気の経過や状況、生活習慣などを知り、その方の健康状態をより正確に把握するために行われます。状態を正確に伝えていただくことで、より正しい診断につながります。そのためのポイントをいくつかお伝えします。
<問診を受けるポイント>
① 気になる症状があるときは、症状や経過を整理しておく。
問診票の記入の注意点として、どんな症状があるのかをリストアップしておくと症状が整理されて問診に役立ちます。
② 現在、内服しているお薬があるときは、お薬の名前をメモしておく。
内服中のお薬がどのようなお薬かわかるように、メモしておくことで伝えやすくなります。また、お薬手帳を当日持参していただけると内服しているお薬を把握しやすくなります。
③ 気になることや聞いておきたいことは、問診票に記入する。
いざ問診に入ると、緊張して思っていることがなかなか言えないことがあります。問診票を見て診察に入りますので、気になることや聞いておきたいことは、遠慮なく問診票に記入してください。
Q&A
Q. 健康診断当日の服装で気をつけることはありますか?
A. 健康診断では医師による問診の際、胸部の聴診を行うのが一般的です。特に女性の場合、補正下着(ボディスーツ)やワンピースを着用されていると困ってしまうケースがあります。また、レントゲン、超音波、腹部の聴診、触診など衣服を着脱する必要がある検査が意外に多いものです。健康診断の時は脱ぎ着しやすい服装をお勧めします
健康に関してお悩みのことがございましたら、健診センターへお気軽にご相談ください。